僕僕先生作者: 仁木英之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/11/21メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (169件) を見る本作は第１８回日本ファンタジーノベル大賞を受賞した作品です。僕はこの賞のことを文学賞メッタ斬り！で知…

さて、先日、このラノベ杯への期待を述べましたが、今回は僕も参加してみようかと。 2007年上半期ライトノベルサイト杯 - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む とりあえず一番下に、僕が読んだラノベっぽいものの書評リスト（今年発売）を作りました。読…

四季 冬 (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/12/15メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (101件) を見る四季の４冊め、最終巻です。前卷の感想はこちら。 四季 春 森博嗣 - ブレーキをかけながらアクセル…

四季 秋 (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/12/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (101件) を見る四季の３冊めです。前卷の感想はこちら。 四季 春 森博嗣 - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込…

さて、以下で四季を読み終わってとりあえず森博嗣は一段落。Ｖシリーズも一連の話に関わってくるけど…四季さんが直接でてこないとなぁ…。１０冊も読むのは大変だし。『女王の百年密室』 や『迷宮百年の睡魔』 は、どうもこの後の話かな。詳しくは知らないけ…

ベルカ、吠えないのか?作者: 古川日出男出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/04/22メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 190回この商品を含むブログ (382件) を見る今まで出会ったことのないような新鮮な読書体験でした。 古川日出男と出会うまで 僕がこ…

前置き こにちは〜”ブレーキを踏みながらアクセルを踏み込む”の対話形式担当！茉梨です。おひさしぶり〜 どもども、今回から絵がつきました。管理人のアクセラレーターです。 なんか妙にかわいいけど…。要するにアレ？現実の自分とのギャップに苦しんでるっ…

この企画はid:kim-peaceさんが集計人となって行っている、はてなダイアリーを中心としたブロガーのファン投票です。とはいっても、以下に説明されるように別に１位を決めたりするわけではないところに集計人のラノベに対する考え方が見えていいですね。 本企…

四季 夏 (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (135件) を見るいまさら森博嗣…って思いもあったのですが、なかなか面白くて驚いています。前回の感想から、”天才…

YouTube サイトをめぐっていたら、こんなおもしろいものを発見。国家も民族も宗教も全て萌えで切ってみせる、萌え文化の強さを再発見した。 これのおもしろいところは「おいおいあいつら洗脳されてるよｗばっかじゃない」ではなく、「いや〜俺たちって洗脳さ…

電脳コイル｜磯光雄監督作品 オープニング 第一印象ではキャラデザイン鬼頭莫宏*1かと思ってしまった。 ほんとはそうでなくて、本田雄*2。イノセンスとかの人なのか、へぇ〜。僕は、鬼頭莫宏のなるたるが期待したわりにあまりにつまらない結末だったため、こ…

新海誠作品をいまさらみてみた。女の子がドリームなのは、ほっといてくれっ！完全にネタバレなので注意すること。でも、まぁ見たところでそんなに深刻でもないけど。 ほしのこえ ほしのこえ - Wikipedia 今見ると、人物の絵がへたくそなのが最初は気になりま…

時をかける少女 - Wikipedia いまさら、いろいろ映画を見ているわけです。時をかける少女ですが、これは原作を読んでおいてよかったですね。 時をかける少女 - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む 主人公の性格が原作と違って行動派になっていて、”妙に…

ハウルの動く城 - Wikipedia あれっ…結局ソフィーの呪いを解ける条件って？うむむ？まぁいいかＷikiを見て思い出したところでは、カルシファーをハウルとの契約から解放すれば、ソフィーを元の姿に戻すと言う取引をしてたわけね。そういえばそうだ。でも、あ…

とりあえずメモ程度 分析力ＶＳ共感力 求める展開からのズレとテーマの立脚点 - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む 自分の望む展開からずれたときの反応の話。 TRPGにおけるサプライズ（１）：（・＿・） : 紙魚砂日記 TRPGにおけるサプライズ（２）：…

これは単なるまとめ記事＋一言感想。 2007-06-23 - ＧＭブログ - game master ネットイナゴ？：（・＿・） : 紙魚砂日記 オモロ化するポストモダン - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む ２ちゃんねるはあんまりにもくだらない煽りとかばっかり続くと板…

貴方は、いつか自分がＴＲＰＧに飽きてやめてしまうことを、想像できるでしょうか。あるいは、自分は飽きずにいても、周囲の仲間がＴＲＰＧに飽きて、ともに卓を囲む機会が無くなってしまうことを、想像することはできるでしょうか。 １０年後、貴方と貴方の…

悪魔のミカタ666〈2〉スコルピオン・テイル (電撃文庫)作者: うえお久光,藤田香出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/07メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (55件) を見る僕の愛してやまない悪魔のミカタシリーズの最新刊です。待…

ダビンチを読んで、気になった本たち。全部買ってたらいろいろもたないけど一応メモ。 図書館戦争 有川浩（ずっと気になってはいるんだけどなかなか買う機会が…） 生まれる森 島本理緒（佐藤友哉の奥さん…どんな小説を書く人なのか？） 春にして君を離れ ア…

文学賞メッタ斬り!〈2007年版〉受賞作はありません編作者: 大森望,豊崎由美出版社/メーカー: PARCO出版発売日: 2007/05/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (60件) を見る文壇のゴシップとして大変おもしろい内容。でも、ここ…

あらゆる場所に花束が… (新潮文庫)作者: 中原昌也出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/24メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 25回この商品を含むブログ (83件) を見る三島由紀夫賞の受賞作ですし、下で紹介している文学賞メッタ斬り！にもでてくるので中…

はぁ衝動買いはいかんと分かっているんですが…*1。 東方春風桜蕾（とうほうしゅんぷうおうらい） 奇をてらったアレンジでなく、安心して聞いていられます。薄闇ゴーストが好き。 東方金管伍重奏 金管は迫力が大事だと個人的には思っているのですが、ブラスバ…

成熟が難しくなる近代 ついに現代的な話になってきます。赤ずきんちゃんの話は、通過儀礼を迎えても何の変化もないことを示している。 もともとあったいろんなパターンの話のうち、このタイプの話が生き残ったのは消費社会では大人にならない話が好まれるか…

ちょっと自分の理解のために内容を要約してみせます。本文のままではなく、僕の理解が多分に混じっているため、正確なところを知りたいかたは本書を読んでください。 猿はなぜ殺されるのか？ まず、猿聟入（さるのむこいり）という話を紹介して、そこから生…

人身御供論 通過儀礼としての殺人 (角川文庫)作者: 大塚英志,FISCO出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2002/07/21メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (33件) を見る 本書を手にするきっかけ 通過儀礼としての殺人…物騒なサブタイト…

四季 春 (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 27回この商品を含むブログ (147件) を見るすべてがFになるの四季さんが主役な外伝です。春、夏、秋、冬の４冊で構成されます。これはその１巻…

空の浮動産 再装版出版社/メーカー: 自転車創業発売日: 2007/04/27メディア: CD-ROM クリック: 8回この商品を含むブログ (5件) を見る 参照リンク等 ”ロストカラーズ”と”そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ”に続いて自転車創業の…