2007-07-03から1日間の記事一覧

人身御供論 内容要約2

成熟が難しくなる近代 ついに現代的な話になってきます。赤ずきんちゃんの話は、通過儀礼を迎えても何の変化もないことを示している。 もともとあったいろんなパターンの話のうち、このタイプの話が生き残ったのは消費社会では大人にならない話が好まれるか…

人身御供論 内容要約1

ちょっと自分の理解のために内容を要約してみせます。本文のままではなく、僕の理解が多分に混じっているため、正確なところを知りたいかたは本書を読んでください。 猿はなぜ殺されるのか? まず、猿聟入(さるのむこいり)という話を紹介して、そこから生…

人身御供論 大塚英志

人身御供論 通過儀礼としての殺人 (角川文庫)作者: 大塚英志,FISCO出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2002/07/21メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (33件) を見る 本書を手にするきっかけ 通過儀礼としての殺人…物騒なサブタイト…