2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ソーシャルブレインズ入門――って何だろう 藤井直敬

って何だろう (講談社現代新書)" title="ソーシャルブレインズ入門――って何だろう (講談社現代新書)">ソーシャルブレインズ入門――って何だろう (講談社現代新書)作者: 藤井直敬出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/19メディア: 新書購入: 8人 クリック: …

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 岩崎夏海

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら作者: 岩崎夏海出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2009/12/04メディア: 単行本購入: 265人 クリック: 12,967回この商品を含むブログ (1008件) を見る話題の本なので読んでみま…

喜劇の手法 笑いのしくみを探る 喜志哲雄

喜劇の手法 笑いのしくみを探る (集英社新書)作者: 喜志哲雄出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/02/01メディア: 新書購入: 12人 クリック: 28回この商品を含むブログ (22件) を見るこの本はシェークスピアなどの劇がなぜ喜劇になるのか、何がおもしろさを…

M*もふもふの生物を救え

昨日、紅茶さんやにゃあさんたちとAの魔法陣で遊んだ。僕がSDである。僕は2回目のSDでさすがにルルブをよく読んでいるが参加者はそうでもない状況であった。Aの魔法陣はSDがそんなに準備しなくても遊べるので、人が集まらなくていつものキャンペーンが行え…

自由の存在を議論するより、自由の感覚を議論する

TRPGは自由なゲームであると言われ、そのことには賛否両論ある。僕もいろいろ小難しく考えてきた(自由という概念のやっかいさ - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む)。この話につながる話としてちょっと迂遠であるが人間の自由意思について考えてみた…

楽しいかどうかは脳に聞いてみれば良い

昔紅茶さんが没入感の図を紹介していたが、こういうことも脳を直に見てしまえばわかる時代になったのかもしれない。 http://d.hatena.ne.jp/koutyalemon/20081124/p2より例えばテレビゲーム実施時の熟達者と非熟達者の脳活動の分析では熟練者こそが一番脳の…

楽しさの説明を疑う

上で紹介した単純な脳、複雑な「私」にある実験が載っている。2グループに単純作業のつまらない仕事をさせて片方には高額の報酬を渡し、もう片方には少ししか報酬を渡さない。その後に仕事が面白かったかどうか尋ねると、低額しかもらってないグループのほ…

単純な脳、複雑な「私」池谷裕二

単純な脳、複雑な「私」作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2009/05/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 102人 クリック: 2,607回この商品を含むブログ (195件) を見る池谷裕二氏の本は毎回面白いです。今回は高校生に無かって授業する…

TRPGのシステム作りが目指すところ

はやぶさの作成.運用などが再現できるような、Project X TRPGが作りたいなぁ(遊びたいなぁ)とつぶやいたところ、nacky7さんから思わぬコメントをいただきました。 このお題には思いのほか悩まされることになった。 現時点でぼくは否定的な考えなんですよ…

人工知能概論 第2版 ―コンピュータ知能からWeb知能まで 荒屋真二

人工知能概論 第2版 ―コンピュータ知能からWeb知能まで作者: 荒屋真二出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2004/10/10メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 755回この商品を含むブログ (19件) を見る上の知識と推論よりも文章が多く、若干詳しい気もするが、個…

知識と推論 新田克己

知識と推論 (Information Science & Engineering)作者: 新田克己出版社/メーカー: サイエンス社発売日: 2002/06/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 37回この商品を含むブログ (13件) を見る僕は昔から物語を作る工学に興味がある*1 *2。昔Vampire.Sさん…

考えることの科学―推論の認知心理学への招待 市川伸一

考えることの科学―推論の認知心理学への招待 (中公新書)作者: 市川伸一出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1997/02/01メディア: 新書購入: 20人 クリック: 150回この商品を含むブログ (59件) を見る人工知能は人間にとって鏡のような存在であり、人工知能を…

Project X TRPG

単なる思いつきなんですがProject XってTRPGになる気がする。PCは技術者やマネージャー。様々な困難に打ち勝って最終的に不可能と思われる仕事を達成する。Aの魔法陣で探査機のはやぶさを作るシナリオがやりたくなった。

クロノ×セクス×コンプレックス 1-2 壁井ユカコ, デンソー 村上ゆいち

クロノ×セクス×コンプレックス 1 (電撃文庫 か 10-17)作者: 壁井ユカコ,デンソー出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2009/11/10メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 429回この商品を含むブログ (81件) を見るクロノ×セクス×コンプレックス…

星の舞台からみてる 木本雅彦, 橋本晋

星の舞台からみてる (ハヤカワ文庫 JA キ 7-1) (ハヤカワ文庫JA)作者: 木本雅彦,橋本晋出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/05/10メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 141回この商品を含むブログ (39件) を見る 人気ライトノベル声で魅せてよベイビーを書…

あそびにいくヨ! 神野オキナ, 放電映像

テレビアニメ版のあそびにいくヨ!毎週楽しく見ています。小説のほうは最初は放電映像の挿絵見たさに買っているところがありましたが、後半になってくると宇宙人との交流で地球人はどういう混乱をするのかなどが、緻密に描かれてきちんとしたSFになっている…

萌えとは何か

はてなハイク サービス終了のお知らせ 紅茶さんが萌えとは何かという質問を僕にまわしてきましたがw、○○とは何かという質問に文脈なしで答えるのは難しいですね。○○とは何かと聞く前にどういう答えが聞きたいのかをある程度整理してもらわないと答えようが…

TRPGをオートマトンの状態遷移と考えたときのパラメーター空間

ますます、”だから何?”といった記事を続けちゃいます。ほとんどのゲームはオートマトンの状態遷移図で書けるのではあるまいか。○×ゲームや将棋やオセロなんかは当然のことだし、スーパーマリオだったマリオと敵の位置情報などをパラメーターにすればよい。…

ロールプレイがなぜ生じるのか?

最近ggincさんの論考を何度も読んだせいで基礎的なことが気になってきた。以下ロールプレイがなぜ生じるのかについて徒然と考えてみる。だからとうしたいう記事だが、頭の中で考えただけのことは忘れてしまうのでメモ書きみたいなものだと考えて欲しい。ロー…

優先度の高い仕事ほど進まない

困ったことに自分の業績にもっともプラスになるという意味で優先度の高い仕事ほどあんまり面白くなくて進まないという事態になっている。まだ業績になるともならないとも分からないチャレンジングな仕事のほうがやるたびに自分にとって新しい事実が出てきて…

TRPG論考の意義付けについて補足

(すみません。この記事、公開するときにタイトルを変更し忘れるなどのミスがありましてトラックバックが変なことになっているかもしれません。気になるようでしたら適当にご修正ください。) 共感/理解/誤解をめぐって――問題関心を処理する時の、個人的感…