2010-09-20から1日間の記事一覧

自由の存在を議論するより、自由の感覚を議論する

TRPGは自由なゲームであると言われ、そのことには賛否両論ある。僕もいろいろ小難しく考えてきた(自由という概念のやっかいさ - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む)。この話につながる話としてちょっと迂遠であるが人間の自由意思について考えてみた…

楽しいかどうかは脳に聞いてみれば良い

昔紅茶さんが没入感の図を紹介していたが、こういうことも脳を直に見てしまえばわかる時代になったのかもしれない。 http://d.hatena.ne.jp/koutyalemon/20081124/p2より例えばテレビゲーム実施時の熟達者と非熟達者の脳活動の分析では熟練者こそが一番脳の…

楽しさの説明を疑う

上で紹介した単純な脳、複雑な「私」にある実験が載っている。2グループに単純作業のつまらない仕事をさせて片方には高額の報酬を渡し、もう片方には少ししか報酬を渡さない。その後に仕事が面白かったかどうか尋ねると、低額しかもらってないグループのほ…

単純な脳、複雑な「私」池谷裕二

単純な脳、複雑な「私」作者: 池谷裕二出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2009/05/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 102人 クリック: 2,607回この商品を含むブログ (195件) を見る池谷裕二氏の本は毎回面白いです。今回は高校生に無かって授業する…