2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ボーイズラブ

ところでボーイズコーナーを見ていると表紙にはちょっとクールそうな目の細い男と愛らしい少年が描かれているものが多いのだが、その視線が気になる。どうして片方、もしくは両方がカメラ目線なのだろう?二人で愛しあっているなら見つめあっているという絵…

今日からマのつく自由業 喬林 知

まぁだんだんボーイズにも手を出してみようと思っていたので比較的軽そうなものからチャレンジしてみた。 しかし、このノリは少年漫画のソレそのものなので、すごくノリやすい。 テニスの王子様なんかをおもしろいとは思わないけどこういうノリに抵抗はない…

僕は妹に恋をする 1 青木琴美

僕は妹に恋をする 1 (フラワーコミックス)作者: 青木琴美出版社/メーカー: 小学館発売日: 2003/05/26メディア: コミック購入: 1人 クリック: 63回この商品を含むブログ (50件) を見る女の子の文化にも「兄萌え」ってのがあるのかと思ってつい買ってみた。こ…

参考

上で出てきた本達に対する僕の感想http://d.hatena.ne.jp/accelerator/20040513 コズミックhttp://d.hatena.ne.jp/accelerator/20040407 佐藤友哉全般http://d.hatena.ne.jp/accelerator/20040408 西尾維新全般http://d.hatena.ne.jp/accelerator/20040410 …

九十九十九 舞城王太郎

九十九十九 (講談社ノベルス)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2003/04/07メディア: 新書購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブログ (149件) を見るなんかさつきからあんまりコズミックを褒めてないのだが、ここでもやっぱりその方向で感…

ダブルダウン勘繰郎 西尾維新

僕はなんだかんだいっても西尾維新が好きなようである。 戯言シリーズは子どもっぽいとかキャッチー過ぎるとか思いながらも全部読んだし、きみとぼくの壊れた世界もリスカも楽しく読んでいる。 よってこのダブルダウン勘繰郎を買ったのは実はコズミックより…

JDCトリビュート

今日はJDCトリビュートの二冊を取り上げます。感想ですが、紹介っぽく書いていますのでネタバレはなしです。

朝生を見た

久しぶりに朝まで生テレビをみた司会が田原総一郎から宮崎哲弥変わっていたことに驚いた。僕がおもしろいと思ったのは宮台真司と小林よしのりの対決だった。小林よしのりもいろんな経験を経て、ゴーマニズム宣言を書いていたときに比べてすこし意見が変わっ…

恋風 吉田基已

これはテレビのほうで存在を知ったのだが、 テレビのCMでは「実妹」であることに焦点が置かれているように感じられた。所詮虚構の中の話なのに実妹実妹騒いでもしょうがないだろう、 実妹かどうかなんてソフ倫かわす言い逃れをするかどうかじゃないかと思っ…

吉本隆明初期詩集 吉本隆明

固有時(proper time)の使い方が間違っているのが理系としては少し気になるけど、はっきりそういうことを気にしても意味はない。 わりと固いかもしれないけどなかなかスノッブな感じがでるので読んでみるといいんじゃないかと思う。

未完詩 宮沢和史

これも少し古いが今でも好きと言える一冊。

駅の名前を全部言えるようなガキにだけは死んでもなりなくない 三代目魚武濱田成夫

今さらこれを問題にするのもなんだが、本棚から出てきたので……。 この人、今は何をしているんだろう。確か大塚ねねと結婚したはずだが……。 そしてこの前離婚したはずだが……。この本もすごく時代性があって、もう古臭くなってしまっているんだろう。 まぁわり…

自由を考える 東浩紀 大澤真幸

僕は被害者になったことがないから、そんなことがいえるのかもしれないが、監視でがんじがらめの社会っていうのは確かに気持ち悪い。 悪いことをしながら人に迷惑をかけながら生きていくほうが面白い。 商店街の看板にスプレーなんてのも、警官が正攻法で走…

挑発する知 宮台真司 姜尚中

二人の著者の視点の違いなどが面白い。 僕は理学部なので理解や、認知に重きを置いているのでちょっと宮台氏の議論に感情的な反発も感じるけどおもしろかった。

国とかそういう関係の批評

国とかそういう関係の批評ってなんちゅう書き方だ……。

網状言論F改 東浩紀

網状言論F改―ポストモダン・オタク・セクシュアリティ作者: 東浩紀,斎藤環,竹熊健太郎,永山薫,伊藤剛,小谷真理出版社/メーカー: 青土社発売日: 2003/01/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 58回この商品を含むブログ (90件) を見る様々な視点が載っては…

「郵便的不安たち#」東浩紀

郵便的不安たち# (朝日文庫)作者: 東浩紀出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2002/05メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 109回この商品を含むブログ (66件) を見るこれはわりとおもしろいかも。 しかしおたくなところと哲学のところがはっきりわかれていて…

動物化するポストモダン 東浩紀

動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)作者: 東浩紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/11/20メディア: 新書購入: 42人 クリック: 868回この商品を含むブログ (597件) を見る(僕がもってるのこの表紙のやつじゃないなぁ) 超有…

 心理学化する社会 斎藤環

心理学化する社会―なぜ、トラウマと癒しが求められるのか作者: 斎藤環出版社/メーカー: PHPエディターズグループ発売日: 2003/09メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 29回この商品を含むブログ (80件) を見るこれはとても面白かった。 心なんていうのも一つ…

戦闘美少女の精神分析 斎藤環

戦闘美少女の精神分析作者: 斎藤環出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2000/04メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (54件) を見るこれは網状言論F改の大本の議論を呼んだ本だけども 僕は正直あんまりピンときていない。 すごくなんとなくい…

定本 物語消費論 大塚英志

定本 物語消費論 (角川文庫)作者: 大塚英志,西島大介出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2001/10/25メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 201回この商品を含むブログ (133件) を見る僕が読もうと思ったきっかけは動物化するポストモダンの前提となる本だからと…

オタク批評

僕の持っているオタク批評でもまとめてみます。 しかし理解していないものもあるので紹介のみ。

逆転の発想

僕はAによるA批判という形が好きだ。 こんなにもCLANNADのことを書くのは オタクによるオタク批判だからに他ならない。 (少なくても表面上はなっていると思う……) 清涼院流水達(あとは西尾維新かな)はちょっと弱いかもしれないけど ミステリによるミステ…

自己充足かぁ

今日はhttp://d.hatena.ne.jp/narko/20040509を見て考えたことを書きます。 僕も友人と自己充足について話あったことがある。 具体的には「脳内彼女は可能か?」という議題であった。 僕は一応不可能という立場をとり、友人はもしかしたら可能という立場をと…

娘萌え?

僕はわりとkagamiさんが好きなのだが(たまにアホだと思うものの……)CLANNADの流行を娘萌えっていう言われ方をすると,きもいなぁ。 まぁ家族愛っていうのは無償なわけだから、どこか損得感情と結びつく恋愛より、より愛の本質を捉えてるというか愛の定義には…

コズミック 世紀末探偵神話 清涼院流水

この人のことを知ったのはやはりファウスト。 そのときにはあんまり面白いとも思わなかったのだが、東浩紀が九十九十九をとりあげていたのを見たこともあり、興味を持った。 その後愛$探偵キャラネットを読んで、面白いじゃないかと評価は反転して彼の原点で…

夢の温度 南Q太

夢の温度―はる (フィールコミックスGOLD)作者: 南 Q太出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2001/08/01メディア: コミック クリック: 2回この商品を含むブログ (43件) を見る大塚英志がけりたい背中よりすぐれている少女漫画なんて山ほどあるとか言っていたけど、…

ピースオブケイク ジョージ朝倉

ジュンク堂で流行ってそうだから買ってみた。 まぁ僕はそもそも岡崎京子とか桜沢エリカとか南Q太とかが好きなのでその流れできっとおもしろいんじゃないかと思ったというのもある。 内容なんだけどこれは意味わかる。 主人公は無常観ただよってわりとさばさ…

ヤサシイワタシ ひぐちアサ

ヤサシイワタシ(1) (アフタヌーンKC)作者: ひぐちアサ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/06/20メディア: コミック購入: 28人 クリック: 738回この商品を含むブログ (178件) を見る (アフタヌーンKC)" title="ヤサシイワタシ(2) (アフタヌーンKC)">ヤサシ…

まだまだCLANNAD

どうもCLANNADに対してまだ言い足りないことがある。GW中はCLANNADおもしろいという意見ばかりだったが、 最近「つまらない。」という意見も聞く。 その理由はkey作品全体に言えるでてくる少女の頭の悪さなどに 起因するものと今回の主題である家族愛に関す…