新海誠諸作品 ほしのこえ 雲のむこう、約束の場所 秒速5センチメートル
新海誠作品をいまさらみてみた。女の子がドリームなのは、ほっといてくれっ!
完全にネタバレなので注意すること。でも、まぁ見たところでそんなに深刻でもないけど。
ほしのこえ
今見ると、人物の絵がへたくそなのが最初は気になります。
携帯電話がある世界で、”思いが距離や時間を越える”ってことを書くためにはここまで設定を弄さないといけないのか。見事なつくり。
雲のむこう、約束の場所
テーマが気になる。
約束の場所をミサイルで破壊してしまうところや、
結局沢渡佐由理の長年の夢の中の思いが、目覚めたとき残らないところに疑問を覚えた。
あんだけ必死になって夢を守る話で、とってつけたような喪失の痛みを書くのか〜。う〜む。
この喪失って特に伏線はないような気がするんですよね。
完全に成熟拒否万歳って作品にしたほうがよいのでは?
そのベタさをうまく描ききる腕がなかったのかもしれないけど。
リリカルな作品を、ちゃんとみせるのは大変なんだよなぁ。
東京の風景のディティールへのこだわりは見事。知っている場所がすごいリアリティで描かれていて驚いた。
秒速5センチメートル
とりあえず「桜花抄」まで見た。
やばい。山崎まさよしは自分の高校生の頃の思いに結びついてしまう。曲を聴くだけでもけっこうやばいですね。
不覚にも涙が…。これは冷静には語れませんね…。