屍姫と羊と嗤う月 Baseson

このゲームはまず体験版をやりました。
するとむちゃくちゃいいとこでおわっているので
かなり続きが気になりました。
(そういう意味では正しい体験版ですね。)
しかし発売されてからちょっと
2chをみるとあんまり人気がないようなので
つい買うのを控えてました。
3ヶ月ほどたち中古ゲーム屋をうろついていると
これを発見してしまったので何かの縁かと思い購入しました。

まぁひとことで言えば”駄目”でした。
まぁ期待が高かったのが裏目にでたのでしょう。
どう駄目なのか以下で各シナリオについて見ていくことにします。


姫岸 唯緒(いお)シナリオ
これはこの中では一番良かったように思います。
人外の者との人間の恋愛について
悩んでいるところなんか、まぁ良いでしょう
。でも死ぬまでつきあうって
死んだあとどーすんだろ?
そんなのああっ女神さまぐらいでも
考えられている話題なんだが
まぁそんなことは付き合いはじめてから
問題にすることなのかな。
唯緒はなかなかさっぱりしてて男前です。
そんな人がみせるちょっとしたかわいさというのが良いのでしょう。


黛 叶子シナリオ
体験版で盛り上がりすぎています。
体験版で叶子と付き合いだすあたり、
不幸な境遇の主人公がなかなか素直に
自分の価値を認められないところなんかなかなか好きでした。
ちょっとまどろっこしいですが
まぁそれはONE的なところでよいところなんじゃないかと思います。
そして幸せ一変のレイプシーンがあり、
なかなか痛い展開で、そこまではなかなか面白かったと思います。
あとのシナリオは読んでいくうちにけっこう読めました。
そんでそのままその通りになってEnd
悩み苦しんでいるとこなんかはまぁ
まぁ分からんでもないんですが、
なんかどーも安直な解決のような気がします。
あとOneのときの癖なのかもしれませんが
頭の羽はちょっとやりすぎなように感じました。


真咲 花 シナリオ
しゃべり方がやりすぎですねー。
まぁエロゲーでそれをいっちゃおしまいという話もありますが。
確かにONEあたりは萌えを作り出したゲームだったのかもしれません。
しかしそれを受けた他メーカが人為的に萌えを作り出し
やり尽くされた今、この人為はちょっと古臭く感じました。
このゲームが伝奇ものという観点からしても雰囲気と合わないと思います。

碧のほうはけっこう使い古された萌えを喚起するしゃべり方でしたが
ありえなくもないと思われるので受け入れやすいですね。
シナリオのほうは他のシナリオに比べて
生き死にがかかった感が薄くてどーもいまいちな感がありました。

一之瀬 明星 シナリオ
うーむこれはなんかおねーさんと美少年という絡みを
もってくるために作ったという感があります。
昴と存在価値がそれ以外に見出せません。
シナリオにいてもいなくても良いですね。
最後のほうは多少シリアスな展開になりはしますが
まぁありがちです。
この人はどーもエロシーンを増やすために
動因されたって感じなのではないでしょうか。


まぁエロいとこはまぁ人によっては
評価が高くなるところなんでしょうけど
まぁ伝奇ものとか感情描写を期待して買っているので
どーものれませんでした。

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