でもファウストはどこにいくの?

まぁファウストはvol.1,2に比べてvol.3は面白くなっていると僕は感じましたが…、

新伝奇ムーブメントが始まるって感じがしたかというとそうでもない。

結局それっぽいのは奈須きのこだけじゃんって感じがしますね。

ゲームから作家もってくりゃ伝奇なのかって疑問が…?

それに伝奇を広くとると西尾維新も入りますよね。まぁだから今回表紙なのかもしれませんが…。

どーもファウストが新伝奇ムーブメントをどうとらえて、どう宣伝していくのか分かりません。

太田克史のセンスに不安を覚えます。

宇山日出臣とのインタビューにありますけど、煙か土か食い物の表紙は蛇がらなのは確かに若い人には読んでみたくなるかもしれませんけど、もうすこし文学ファンにうけるものにしても良かったのではないかって気がします。それにキャッチにしても「ドライブ感」っていうのも確かにその通りだとは思いますけど舞城ってそれだけじゃないというか今から考えるとやっぱりすこし視点が狭かったように思います。

太田克史氏のやりたいことが多いのはいいですが、ファウストの大きさとか値段とかはそろそろ限界のような気もします。(特に大きさとか)vol.1,vol2にと比べると…この調子で増えると辞書になりますね。

最初のイラストやまさきもへじはうまいかもしんないけど何の意味があるのかさっぱりわからん。やば井でSHOWもいるのか?

そんな風な細かい不満や不安はあるけどまぁ油断せずにおもしろいものを作っていって欲しいってこと。