どどんとふでインセインを遊ぶやり方

さて、前回はシナリオの準備でしたが、今回はセッションの準備や実際のやり方について述べていきます。

ファイルのダウンロード

まず、必要なシートなどのダウンロード。本当に使うかどうかはあとで考えるとして、ここでは一般的に必要なものを列挙します。

オフィシャルサイトです。各種シートがDLできます。ルールサマリが特に重要でしょうか。

よはんさんが作ったインセイン用のマップシートです。なかなか雰囲気があります。

konhiroさんが作ったマップシート。並べ方の例はこちら

どどんとふのセットアップ

どどんとふでインセインを快適に行うためのセットアップを以下のように紹介します。まずはGMの作業です。

  1. 部屋を作る
  2. マップシートを広げる
  3. 狂気カードを配置
  4. サイクルの進行を表すマーカーを配置
  5. イニシアティブ表の設定

最初に部屋を作ります。このときゲームシステムを”インセイン”にしましょう。

次にマップシートを広げます。ここで”マップ>マップ変更”としないのが一つ目のコツかと思います。そうじゃなくて、”マップ>フロアタイル変更”でマップシートを置きましょう。よはんさんのマップシートの場合、大きさは横18×縦16です。見える画面を机に例えると、マップ変更でやってしまうと、机一杯がマップシートになってしまいますが、フロアタイル変更で行うと、机の一部にマップシートを広げている感じになって、スペースがあります。

今度は恐怖カードを配置しましょう。”カード>カード配置の初期化”でインセイン:狂気カードを選びます。シナリオで使う狂気カードが決まってる場合は、それ以外のカードを捨てておきましょう。山札を右クリックして山からカードを選び出すを選択し、いらないカードを引いて捨て札に捨ててください。もし、カードが小さくて読めないという人は、”カード>カードピックアップウインドウ表示”にチェックが入ってるかどうか確認してください。もし、入っていればカードピックアップというところに、拡大されたカードが表示されるはずです。捨て札、山札の位置をマップシートに書いてある所定の位置に合わせます。まぁどうでも良いっちゃ良いですが念のため。

サイクルの進行を表すマーカーを配置します。右クリックでマップマーカーを追加を選んで適当なメッセージ(サイクルの進行など)を書き、四角い枠をドラッグしてマップに起きます。マップシートのサイクルの進行のところに置きましょう。

イニシアティブ表に載せる項目を編集します。イニシアティブ表から設定を選び、カウンター一覧に”生命力 正気度 狂気 *錯乱”と書きましょう。今回はこんな項目にしましたが、もっと良い案もあるかもしれません。

GMの作業はこんなものでしょうか。続いてPLの作業も紹介します。

  1. キャラシートを書く
  2. コマを作る
  3. 手札置き場を作る。
  4. PCハンドアウトを手札置き場に置く。

キャラシートを書くのはどどんとふとは別の話なんですが、どうせ必要な作業なのでここで説明しておきます。キャラシートは"マルチジャンル・ホラーRPG インセイン キャラクターシート"でオンラインで作ってしまうのが楽です。この時注意しないといけないことが2点あります。一つ目は特技を設定する際は”文字そのもの”をクリックしてください。黒くなれば選択成功です。チェックボックスは恐怖心のために使われます。特技ではありません。一度書いてしまったら、上の丸いラジオボックスを設定から判定にすることで、特技の判定のためのダイスロールの仕方を指示してくれます。ラジオボックスを変えてから行為判定に使う特技をクリックしてみてください。二つめですが、一度保存したら(一番下の登録)、再編集するためには上のほうの閲覧というボタンを押す必要があります。インセインでは他のPCに公開している情報と非公開の情報があるのですが、非公開の情報についても編集できるようになります。

話をどどんとふに戻します。PLはコマからキャラクター追加を選びます。名前と生命力、正気度を書いたら追加をクリックしてください。

手札置き場を作ります。これを使うとカードの所有権を変更できるようなものです。右クリックから手札置き場の作成としてください。ここで注意なんですが、よはんさんのマップシートの手札置き場は縦長ですが、できる手札置き場は横長です。綺麗にはおけませんので、マップシートの手札置き場は一旦忘れて、下のスナップショットのように適当な広いスペースにおきましょう。複数のカードがあると、マウスを持って行くと横に展開されますから、特に横方向には離しておきましょう。

あとはGMからハンドアウトを受け取る度に、手札置き場に置いてください。

問題点

セッション準備やセッション中に困ったことについて述べておきます。

最初に使わない恐怖カードを抜く作業は若干面倒なので、もう少しなんとかなると良いですね。特に間違えてカードを引いてしまった時に山札に戻す機能があると、だいぶ良いような気がします(どどんとふ@えくすとり~む - 場のカードを山札に戻す操作 - ど@えむ掲示板)。

GMハンドアウトをたくさん書く必要がありますが、インセインの場合けっこう文字数が多いです。カードに表示しきれないことが多いので、その時はフォントの大きさを変更して全部が入るようにしましょう。

また上にも書いてありますが、最初はよはんさんのマップシートに書かれている手札の位置に手札置き場を作ったのですが、自分のカードを他のPCに渡してしまったり、他のPCのカードを自分に渡してしまったりとミスが頻発したので、カード置き場は無視しています。ミスが少なくなるようなカード置き場を備えたマップシートがあると良いですね。konhiroさんが作ったマップシートが一助になるかもしれません。

関連サイト

どどんとふの使い方等で参考になったページのリンクです。

インセインでも使う”ダイスプロットのやり方”についてはこちらを見てください。

キャラシートの使い方とどどんとふとの連携についてはこちらをご覧ください。

カードの扱いを工夫しようとしたそうなんですが、どうも難しいらしいですね。