昔…Kanonってゲームがあったんですよ

見てないのですが京アニ版『KANON』はそろそろ終盤らしいですね。ちょっと『アルシャードガイア』に置き換えて妄想。 - あるばのTRPG右往左往が面白かったので久しぶりにKanonのことでも思い出してみようかな。あゆがガイア3つもってるならあとフレイ2つで全員分そろうな…。あと舞のシナリオはちょっといじると簡単にアルシャードガイアになりそう。

僕もアニメのKanonを見てなかったんで軽くyoutubeで見直してみたり…。

なんでいまどき?

東映版はオープニングで噴き出しちゃいました。「夢…夢をみている…」って!…これはKanonの現代的じゃないところをいきなり強調しちゃいましたね。こういうところがあるので、僕はいまどきKanonっていうのが不思議でしょうがないのです。僕のオタク歴を語る上でKanonは重要な作品ですけど、かといって今の若い人になんかおすすめのエロゲあるかって聞かれてKanonは挙げませんね。Kanonはすごく流行ったのでKanonっぽい作品が量産されて、いまさらKanonをやるインパクトは薄いのです。

ラノベでいうとスレイヤーズみたいなもんです。たぶんいまどきの読者はスレイヤーズを読んでも何が特別すごいのか理解できないと思います。「普通のラノベじゃない?」って感想が返ってくるかと。スレイヤーズは今普通になるほど普及した形式を(だいたい)最初にやった偉大な小説なんですけど、いまどきそれを実感はできないでしょうね。

まぁそんなわけで、僕はKanonをアニメでやるとか聞いても、その意義がいまいちピンときませんでしたね。Airは今をもってしても、不思議な体験ができると思うので薦める可能性はあるんですけどねぇ。

真琴が!

僕にとってKanonは最初にやったエロゲー(っていってもエロくはないがね)なんじゃないかなぁ。僕はこのゲームの真琴シナリオが好きでぼろぼろ泣いたように記憶してます。一応ネタバレを配慮して白字にしておきますが、要は、アルジャーノンに花束をとつるの恩返しをあわせたような話です。ぜんぜん恋愛の要素はなかったんですが、昔飼ってたペットが死んだときの様子を思い出してしまいました。昨日まであったっかくてふかふかしていた生き物が冷たい躯に変わっているんですよ

まぁそんなわけで僕は真琴にすごい思い入れがあるんですけど、このまえ若きTRPG友達の某夢見さんに真琴の話をふってみたんですが、通じませんでした。

「時代は変わったなぁ…(一服しながら)」と感慨にふけたものでした。

懐かしい…

東映版は、これは見れんと早々と降参しましたが、京アニ版はさすがですね。ノリが懐かしくてなんか楽しいです。

もう少しいろいろ書きたいことがあったんですけど、京アニ版のクオリティの高さに押されて何もいえなくなってしまいました。言いたかったことは次の記事に書くことにしましょう。

      • -

Kanon KEY - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む:カノンをプレイしたときの感想なんだけど…、うひゃあ一人称が今と違って”俺”だ…。下手すると8年ぐらい前の文章だな…これ。