シナリオ紹介 ラヴファントム
土日にTRPGのセッションをするとブックレビューが滞ります(笑)。しょうがないのでシナリオでも公開しますか。
今回のラブファントムのコンセプトはソードワールドのルールを使ってCST(Cute Sister TRPG)をするというものです。アホの中のアホですね。もう少し具体的に言うなら惚れた腫れたをソードワールドの戦闘ルールで解決しようという企画です。
このシナリオをすることで僕は『ときメモGM』というありがたい二つ名をいただきました。そろそろこのネタの第二弾もやりたいところですね。最近ではメイドRPGなんてのもあるので、そのあたりでおもしろいネタがあれば借用してくるのもいいかもしれません。
ところでこれは目的は決まっていてそれまでの流れは完全にPL・PCに任せるシナリオです。
なので参加者募集のところとオープニングの部分しか用意したテキストがありません。
実際にどんな感じになったのかはそのときのログを参照してみてください。(TRPG遊戯会の2006 1/31、room Hのログを参照です かなりアホな展開になっております)
僕がいっつもこういうことをしていると思われると困ってしまいますが…、まぁ変わった企画だったので紹介してみたとういうことで。
ちょっとまじめな話
なんで僕がこういうことするのか、分かってもらうためにはもうちょっと書く必要がありそうですね。
まず”なんでそのままCSTしないんか!”という疑問が湧きますよね。まぁその疑問はもっともなんです。こういうのは当然CSTがシステム的にもベストチューンになっているはずですからね。それでも、それは理想の話で、いきなり「うぉ〜CSTやりてぇよ!」とか言っても人数集めるのも大変だし、CSTを初対面の人たちでやるのはちょっと緊張しちゃいますよね。どうやってネジを外せばいいのか…(お前はネジががしまっているところを見たことが無いという意見は却下します)。
もちろんシステムのチューンってのは考えなきゃいけないことですけど、TRPGが楽しいか楽しくないかはシステムより集まっている人で決まるというのも動かしがたい事実なのではないかと思うのです。だから、普段やってるシステムの延長線上で、いつも一緒に遊んでる面子を集めて、やったことないシステムの良さを組み込んだようなセッションをしようって気になるのですよ。分かっていただけるでしょうか…。
以下は実際に書いた
- 掲示板に書いた参加者募集の内容
- 導入でつかった台詞
- セッション運用のメモ
です。
さすがアドリブセッション!セッション運用のメモは決めてることがすくないですね。
参加者募集
え〜毎度毎度ばかばかしい企画を一つ。
【系統】ラヴな戦闘
【日時】1/29(日)21時から3時間でがんばろう
【ランク】レベルは低めで
【募集人員】3−5人
基本的に女性PCがいいです。
男性PCでもいいですけど…詳細を読んでこれで男性PCで来たいというなら止めません。そしてGMもホ○ネタに付き合うことができますが…苦しくても知りません自己責任で!あっ自分が苦しくなければ女装はありです。
【報酬】 一人300G(勝利者にはボーナスあり)
【詳細】
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みなで一緒の夢…みたくありませんか?
詳しくは魔法士協会
ユンク ラボまで
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そんなキャッチーな広告に騙されて向かったみなさんはみんなで共通の夢を見る魔法の被験者に…。
そして想像通り魔法は暴走…。実験は中止。どうも原因は被験者の一人に取り付いていた夢魔が力を得たことによるらしい。(「侵蝕率120%を突破!使徒です!!」というやり取りがあったかどうかは不明)
その哀れな被験者の名はカール。線の細い新米の魔法士だった。
夢の中でみなさんはユンクから依頼される。
「このままみなを強制的に現実に戻すことは可能なのじゃが…
カール君だけはこの方法だと戻ってこれないのじゃ。頼むからカール君を救ってくれ。」
救う方法として提案されたのはなんとも驚くべき方法…
「カール君は夢魔にとらわれている…。文献によると夢魔をおびき出すのは……『ラヴ』じゃ!カール君は学生時代の夢にとらわれているようなので幼馴染!転校生!妹!隣のおねーさん!などに扮してカール君をくどき落とすのじゃそのとき夢魔がでてくるはずなので退治してくれ。」
【ルール】
1.恋愛ポイントに関して
夢の世界では現実で持っていた力が何か精神的なものに置き換わります。
具体的にはダメージを与える行為や魔法はラヴなダメージ(もうだめだ)を与える行為や魔法となります。
〜例えば〜
フェルティ「ノリがアホ過ぎて一人じゃ間が持たなくなったわね…なんで私が説明しなきゃならないのかしら…ともかく…」
フェルティ「受け取って!私の熱い愛」ファイヤボルト>カール
みたいな感じで与えたダメージが恋愛ポイントとして蓄積され…ある程度たまるとくどき落とされたことになります。反撃も来るので覚悟してください。
2.シーン制を用います。
次のシーンはPCから指定してもらいます。
〜例えば〜
フェルティ「夕暮れの放課後 たそがれるカールでお願いするわ」
みたいな感じです。全員案を出したあとダイスを振って大きい目をだした人のシーンが採用されます。他のPCは理由をでっちあげで乱入するかどうか決めてください。理由がもっともなら許可します(たいてい許可しますけど)。
乱入しない場合はサブGMとして描写などを手伝ってください。
(ここ重要!シーン制だと出てない人が暇なのでその人にはサブGMをしてもらうのです。)
3.シーン中の行動の制限
ダメージを与えたり回復したりする行為は1シーン中1回としてください。
ダメージを与えない魔法は何度も使っても結構です。またMPは回復しません。
【Q&A】
フェルティ「ギャ○ゲーのやりすぎで頭腐ったんじゃないの?そういえばアマゾンから厳重に包装された箱が届いたわよ。」
座布団 「それは言ってはいけません。えっまじで♪」
フェルティ「ぶっちゃけCSTよね…」
座布団 「CST TRPGなどでぐぐってもらって雰囲気をつかんでもらうとありがたく」
【GMから】
なんともアホな企画ですが…
ここは暴走してなんぼの狂乱の宴、たまにはそういうのもいいかと思います。
大人も子供もおねーさんも 参加希望をお待ちしております。
導入
――緊急事態発生――
そんなメッセージが聞こえたと思うと突然視界が真っ赤に染まった
ユンク
「みなさん 落ち着いて聞いてくだされ」
「緊急事態が発生した…(略 依頼版参照)」
「カール君を救出してくれ 頼むぞ」
「一番問題なのは夢魔をおびき寄せるところだろう…これを成したものにはボーナスをはずむ。がんばってくれたまえ」
「カール君の日常に干渉するため カール君の身近な人物に成りすます必要があるが…何になりすますかね?」
男のPCがいた場合
「ちなみに○○君、君はまず…女性に成りすます必要がありそうだな…大丈夫かね?」
セッションの流れのメモ
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オープニングの推奨シーン(PLが思いつかなかったときにはこのシーンを使う)
妹 …朝起こしにくるシーンを推奨
転校生 …そりゃなぜか主人公の隣になって教科書を貸してもらうシーンだろう
近所のおねーさん …クッキー作り
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ミドル
文化祭のいろいろな出し物
シーンをダイスで決定
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クライマックス
伝説の木?とにかく告白のシーンで終了後夢魔登場。→戦闘へ
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