思ったより話が広がらないものですね。

Analog Game Studiesでいろいろ面白そうなお話がされていますが、毎回反応しているのはxenothさんぐらいで思ったより盛り上がってない印象もありますね。

僕も含めてTRPGなブロガーにああいう記事についていく体力がないからかもしれないです。

ところで、xenothさんの記事を見ていて思ったのですが、高尚なお題目も良いとは思うのですが、もっと卑近な話題で盛り上がれる空気が欲しくないでしょうかね。

たとえば、メタゲームのお話*1よりも、”差別されている種族の遊び方”そのもののほうが自分の体験を書きやすいし面白い話になるんじゃないでしょうかね。これはこれでメタゲーム論のサイドディッシュにするには勿体無いほどなかなか深いテーマなんじゃないかと思うのです。

最近のブログ論壇では首ナイフ問題みたいな、分かりやすくて面白い問題はあんまりなくて、高尚な方向に走ってしまっているような気もしないでもないですね。論じている人たちの興味がそういう方向に偏っていますから。

だからと言って僕は別に論考の書き手に対して、高尚な問題ばっかり論じずに卑近な問題を論じろとも思いません。読者は自分の興味と外れた論考をつまらないと言っても良いですけど、そう言うぐらいだったら自分が面白いと思うことを自分で論じてしまえば良いんじゃないかと思います。

枝道にみんなで盛り上がれそうな面白い話が転がっているのにあまり話題が広がらずに残念だなぁというのが最近の感想です。