アリアンロッドキャンペーン第17回「くものいと。」

土曜は紅茶GMのアリアンロッドでした。

いろいろ悩む内容でした。

僕の思い込みかもしれませんが紅茶さんは、PBM的なバックグラウンドを持っているせいか、わりとPCが何をしてもよいセッションを組む傾向にあるように思います。

僕がPLをするときには、GMが何を問うているのか考えながらします。大抵の場合は問題が与えられて解決方法を問われるケースが多いと思うのですが、今回はどう解決するのかより何を解決したいのかが問われたセッションでしたね。独特のむずさがありますね。

このセッションの鍵になったのは、清さや穢れなどをエリンディル全体に拡散させる魔法です。この魔法がかかった聖地付近で二つの団体が生れます。

  • この魔法で不運やらを拡散させ相対的に幸運にするという効力を使った新興宗教団体
  • この魔法で成仏しようというアンデッド集団(その場合アンデッドの穢れが世界に広がる)

この二つが用意されているだけで、PCにあまり積極的な依頼は行われなかった導入でした。

まず、この魔法自体の是非ですが、富や不幸の分配に正解などありゃしませんので、積極的な介入をするかどうかも微妙な問題です。また、仮に放っておいたとしても、アンデッド集団が浄化されるという利点がありますし、PCたちがどう介入するのか問われました。

新興宗教は放置。アンデッドは退治。魔法は封印。そういった流れになりました。セッション中はそこまでしっかり考えていたわけではありませんが、僕の倫理観からは富を分配するのは施しだが不幸を分配するのはテロという結論になったのでしょう。

不幸を分配しようとするのはよくないってことです。しかしこれはPCの考えというよりPLの考えに近いよなぁっていうのは反省ですw。