TRPGの人気を計る指標

TRPGは本当に復活したのか?が話題を呼んでいますね*1
この報告はコミケに申し込むTRPGサークル数の増減をみると実はTRPGは衰退してるのでは?というものです。
こういった物事の人気の度合いの計り方もたくさんあって、googleでTRPG検索してヒットするサイト数や、はてなのTRPGという言葉を含む日記の数なんてものも使えるでしょう。こうやって報告に反応する記事を書くだけでも、実は、ヒット数を上げますね。こうやって分析したり、批評しあったりする行為はことの真偽はともかく楽しいものです。僕も仲間に加わりましょう。


といっても僕はコミケいったことがないんです。『このぬるカス野郎、そんな程度の知識で批評とか言うな、アホ』とか怒られそうですが、こと話題は新規参入者の増やし方という話題です。こういった素人の意見が大事になってくると思います。ひぐらしとかメジャーなものはコミケいかなくてもとらのあなで手に入るじゃないですか。コミケにいかなきゃ手に入らないもので絶対ほしいものがあればいくし、ないからいかない。これが当たり前の感性ですよね。夏は暑いし、年末は忙しいし…。ただ、それ以前の問題として、コミケのTRPGブースで何が売られているのかなど、全体的に認知度が低いと思います。僕はこの記事で初めて知ったくらいです。

TRPG系サークルで見かけるものを挙げてみますと…

  • リプレイ 
  • オリジナル・ルール 
  • 自作データー集 
  • シナリオ集 
  • キャラクター集 
  • 批評、コラム 
  • ゲーム資料(中世ヨーロッパのガイドブックや、確率・期待値表など) 
  • アクセサリー(フロアタイルなど)

 などです。


尚、コミケにTRPGというジャンルはありません。「ゲーム/電源不要」というジャンルの中の、1サブジャンルとして扱われています(それだけ他のジャンルに比べて申込みサークル数が少ない、ということでもあります。くすん)。
 「ゲーム/電源不要」には他に、ボードゲーム(ウォーシミュレーション含む)、カードゲーム、TCG、PBM、ゲームブックなどが含まれています。
”TRPGは本当に復活したのか?”内のリンク”コミケとは”より引用

今はリプレイが主なんですね。でもリプレイもただ文章をまとめているだけどただでそこら中に読みきれないくらい落ちてます。ノベルゲーム仕立てになっているとか声優の卵が声をあててるとか、そういう付加価値が欲しいところですね。そこまで凝ってるとネットを探してもそうそう見ません。オリジナルルールも、よく聞くタイトルのは全ルールがネットにおちてるとか、通販で買えるとかですよね*2。ところで3−4年前、竜騎士07はここでカードゲームを売っていたんですね。今や時代の寵児ですが…。コミケ発の何かヒット作があるととたんに話が変わるしれませんよ。


あと、素人質問ですけど、企業ブースもあるんですよね。FEARやSNEは店を出さないんでしょうか。ノエルの抱き枕とかベルカナのフィギア売ればよさそうなもんだけどなぁ。TRPGのルルブを作る企業としてそのへんは超えてはいけない一線なのかな。ノエルの抱き枕買うためにコミケいく人はきっといるに違いない。


決して僕が標準的なTRPGゲーマだというつもりはないんですけど、コミケのTRPGブースに関する認知度はかなり低いと思います。コミケのTRPGブースはコアなファンの動向をよく反映するというもとの記事の主張によるならば、今のTRPGプレイヤーの大半はそんなにコアじゃないってことです。新規参入のサークルの数を増やすためには、まず来場者数を増やさなきゃいけないし、来場者数を増やすためには、そこがどういう場なのか宣伝をしていかなければいけないのではないでしょうか。今回は、そのあらましを知ったと同時にネガティブな記事でしたけど、コミケで買ったこのルールがおもしろすぎるとかそういうブログの記事があればまた話は変わってくると思います。僕の希望としてはぜひ、リプレイをNscripterでってところです。文庫じゃなくて体験版を無料ダウンロード。これがおもしろいんじゃないかなぁ。