キャラグラ

萌え絵じゃない表紙にしようぜっていったばっかりなのに嬉しそうに自分で描いた萌え絵を掲載する私…。
説得力ねぇ!まぁ僕の言ってることなんてその程度のことです、人は矛盾してるからこそ楽しい。人間だもの〜!
とりあえず今までに描いたキャラグラ1はここ2はここ

とりあえずダブルクロスのキャラ四天王寺クリシュナ。インド人とのハーフということで褐色ビンディ娘。ヴィシュヌの化身、ナラシンハとかクールマとかにちなんだエフェクトを使う。ちなみにクリシュナはヴィシュヌは人間の化身になったときの名前。男の名前っぽいが、日本人の感覚なら女性の名前として通じるだろうと思って採用。真ん中の絵に関しては、褐色肌といってもカラー版では色を調整しているうちにそんなに褐色でもなくなってしまった。鉛筆的なタッチが好きだってものもあるものの…下書きのほうがイメージに近いなぁ。むむむ要修行。使っている技術は基本的な女の子を書く技術のみ。上の1&2のリンクをたどって見ると書いてあると思います。顔の影はもっと大胆にいれていきたいがいまいちうまくいかないなぁ。…と思ったので右のように修正。目の色は実は女神様のウルドとかを参考にしているんだけどそういうのはやめてもっとおちついた色合いに。あと裏技で下絵のレイヤーを乗算で重ねている。こういうことをすると確かに鉛筆書きがいかせるが塗るのがうまくならんのでよくないとは思う。

このキャラは無限のファンタジアのキャラでセイレーンのパロルです。邪竜導師なので、手から肩にかけてあざをいれてみました。僕は過ぎたるは及ばざるが如しという言葉を知りました。今までは萌えろよ萌えろ〜よ〜♪という勢いで描いてきましたが、これは萌やしすぎてしまった感があります。真ん中はとりあえずセッションまでに書こうってことで描いたもので右のやつはその後に修正したものです。無限のファンタジアではセイレーンの髪は水状になっているという特徴があります。なのでなかに泡が閉じこもってます。萌やしすぎとかなんだかんだいっても、塗りに気合が入ってるのは気のせいではなさそう…。

後はゲヘナのキャラ。ハリネズミの獣人ファリム。暗殺術を使うので死の戦輪をもっている。あと座空のりも持ってるんで絨毯も描いてみた。動物は難しいなぁ。ポーズとか構図とかに何の工夫もないのでいかんことになっているけど。はりねずみに見える顔をかくところまでて精一杯。ポーズは最初棒立ちだったのをここまでしたんだからむしろがんばってる。でもポーズとか構図は最初に決めないとやっぱ決まらないよなぁと思うしだい。あと動物は毛の感じとか出すのがむずいので色をぬるのがめんどくなった。まぁネズミの獣人の色をぬっても誰も喜ばないだろうと思うので白黒で放置です(左の絵)。…と思ったら色を塗れとのりクエストがあったので色を塗る。まぁ細かい修正はまだまだ入りそう(真ん中の絵)。細かい修正をしてみたけどいまいち変化なし?ふかふか毛とかをするためには色の塗り方そのものを変える必要がありそうだなぁ(右の絵)。

追記

ところで、キャラグラを書く理由とか考えたことありますか?僕は沖方丁のストーリー創作塾*1を読んでいて思いついたことがあります。この本の中では最初著者は主人公の性格がつかめず、設定ばっかり決めていってる苦悩の時期のことを話しています。これからの類推でキャラグラも内面が分からないとき、外面から埋めていくって作業なんじゃないかと思います。僕は絵を描いたり、外見を想像しないと台詞がでてこないこととかよくあるんです。その人の内面が想像できないときには、舞台と外見を決めることで、その場にふさわしい台詞を言わせることができると思います。ただしいくぶんお約束な台詞を吐くことになりますが…。まぁこういうのは僕の想像力が欠けてるだけかもしれませんけどね…。キャラグラとか設定とかせずにすらすらキャラクターの内面が想像できる人にはまったく意味不明の話題かもしれません。

追記の追記

yu_iさんのコメントがおもしろかったのでちょっと考えてみる。

小説はストーリーから登場人物の設定を決める(という手もある)。
TRPGは登場人物の性格でストーリーが決まる(ときもある)。

しかしTRPGの場合も、当然GMの用意してきたシナリオの空気を読んでPCの行動を決めていくのでストーリからPCの行動が決まる場合もあります。


ところでついに白状してしまうのですが、僕はセッション待ちの時間に雑談チャットでのキャラクターになりきってしゃべるのをわりと苦手にしています。嫌なんじゃなくて難しいと思うんです。


一つには追記で述べているように僕がキャラクターの内面を想像することを苦手にしていることに因っていて、油断すると単にPLの考えをPCの口調で言わせるだけになります。セッション中はずっとPCやってるので想像するのになれますけど、雑談では何時間もキャラでしゃべるわけではないですからね。


そしてもう一つには雑談にはストーリーがないっていうのもあります。ストーリーや目的が共有されてないところで何をしゃべったらいいものやら。「ラブコメやります!相手になって!」とか「ボケまくるのでつっこみまくってください」とかそういうのが分かりやすく共有されてれば自分の立場を決められるんですけど、それがないとき何していいかわからないんですよね〜。キャラが少ないうちはどういう態度をとって、どういう雰囲気にしていきたいのか分かるときもあるんですけど、人数が多くなってくるほどその場で共有するのは難しいですね。


この手の雑談チャットでキャラチャットする問題はよく話し合われてますけど、嫌か嫌じゃないかという論点のことが多いと思います。ちょっと違った観点もあるよってことでとりあげてみました。