レイド・レボルト
新ソード・ワールドRPGリプレイ集NEXT(7) レイド・レボルト (富士見ドラゴンブック)
- 作者: 藤澤さなえ,グループSNE,かわく,清松みゆき
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
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さて、今回はレイドを舞台とした陰謀劇が終了して、一段落つきます。
しかし、なんだかいまいち心配にさせるつくりですね。GMもPLもこのキャンペーンをどうしたいのか、いまいち方向性が見えてなくて、なんだか危ういです。このまま盗賊ギルドの幹部になるって方向性でほんとにいいのかなぁ。
物語の方向性が…とか言い出すのはF.E.A.R.のリプレイとかを読んでいる影響が強いんでしょうね。でもPLもどういうシナリオにしたいのか考えて、GMに伝えるのは重要なことです。幕間でのやりとりで、今後どうしましょうと問われて、あまりはっきりとした方向性が出せないというのはPLが少し受身すぎるような気がします。
とはいえ、そういうのを考えないで、ストーリーより冒険そのものを重要視したいとそう参加者が考えるならそれもまたいいと思います。ぺらぺらーずのぺらぺらーずらしい奇襲をもって、ロマールで起こる大事件を解決して終わるなんてのもいいですね。藤澤GMらしいエロさなんかもでると最後の冒険として締まるんじゃないでしょうか。