ダブルクロスのリプレイ
ダブルクロス・リプレイ・オリジン―破滅の剣 (富士見ドラゴンブック)
- 作者: 矢野俊策,F.E.A.R.,しのとうこ
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2006/03
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (54件) を見る
前著は新しいステージでの遊び方、後ろのはコントラストサイドで加わったFH所属PCのセッションの紹介です。
ダブルクロス関連の出版物は”やりたい挑戦”がはっきりしてる。
新しいステージとか簡単にいうけど、
普通はゲームの世界観とゲームシステムは密接に結びついているため、
そんなに簡単じゃないはずだ。
新しいステージですんなりプレイできるってことはゲームシステムが実は普遍的だってことを意味している。
FF12の感想でも僕はダブルクロスっぽい思考法をしているのだけど、
物語を作るときにダブルクロスみたいな手法はすごく強力だと思う。
さらにFH(敵方)所属PCのセッションっていうのはTRPGの中でもかなり新しい試みなんじゃないかな。
特に全員FHのセッションではなくUGNとFHが混じってるなんてすごいハンドリングが要求される。
PCとしての成功でなくPLとしてセッションを成功させるという意志の下、PL側にもかなりの技術が要求されているすごいセッションだと思った。