2004-04-18 「透明な存在の不透明な悪意」 宮台真司 book これはそんなに好きな本ではない。 ニュータウンの歪みみたいなものはそんなに目新しい話じゃないし、 宮台自体が”おやじ”的な考え方におちいっている。 でもそれはしょうがないことだし、 彼がその困難をどう解決するのかには興味を覚える。 ところでこの本のネーミングだが、 サブカルチャーに依存した言語観の持ち主には キャッチーかもしれないが、 彼のいうようなダークサイドが好きな人間に とってはこのキャッチーさはいただけないと思う。 -