ポーカーライクな素材集めゲーム

久しぶりにTRPGの話題です。最近いつも自分にしか意味のない日記ですみません。

昨日はGMさせていただきました。いつものSW2.0ですが、今回はポーカーライクな素材集めゲームをさせていただきました。素材を集めて料理を作るという体になっています。

ルールは以下です。3枚でポーカーライクな遊びをするという元ネタは放課後サイコロ倶楽部にでてきたバトルラインです。まぁインスパイアされたぐらいで元型を留めてませんが。

冒険者が二人一組で参加すること
○素材は2つの試練を経て得たものを使うこと
○ただし1チームで2つオリジナルの素材を用意すること(ここには海も川も山も畑もある)
○料理は上記で得たうちの3つの素材の使って作ること。その3つの相性で勝負が決まる。
○素材は火、土、水の属性と属性の強さ1−5を持つ。
○素材の相性は以下の順に良い
(1)3つの違う属性で数字が同じ(スリーカード)
(2)同じ属性かつ強さが並び数字なもの(ストレート・フラッシュ)
(3)様々な属性で並び数字なもの(ストレート)
(4)同じ属性で様々な数字なもの(フラッシュ)
(5)違う属性で2つだけ数字が揃っている(ワンペア)
○相性が同じレベルの場合は素材の強さの合計が大きいほうが強い。
○試練でクリティカルを出すと、属性か数字、どちらかを変更できるスパイスを進呈
○料理の味、見た目や料理中のパフォーマンスも加点材料になる

これで遊んだところ、面白いことがおきました。試練で1番の成績のチームが1のスリーカード、試練で2番めの成績のチームが3のスリーカードとなったのです。GMは認識してませんでしたが、このルールで戦うと一つのチームがスリーカードを集めようとすると他のチームにもスリーカードができる可能性が高まるんですね。そこから交渉でカード交換などいろいろありましたが、結局3のスリーカードのチームが優勝しました。

ここからは以下のことが学べます。まずGMは一人でこのこのミニゲームを遊んでチェックしたのですが、一人で遊んでいたため、複数人で遊ぶと何が起こるのかの予想が不十分でした。これはTRPGミニゲームをやる際、はまりやすい問題かもしれません。

もう一つ、今回はSW2.0でPC間が協力するゲームではなくて、PC間で競争するゲームにしたんですね。そうすると、お互い妨害などしたくなります。SWではモンスター対冒険者で遊ぶ楽しみを最大化したせいか、ルールが曖昧でちと困りました。例えば使い魔で料理にイタズラしようした時に気づくかどうかなど、どういう判定を行えば良かったんでしょうね。今回は使い魔がシーフ3レベル相当ということにしましたが、良かったのかどうか。これが例えばシャドウランだったらドローンのルールが細かく決まっているのにあんまり迷いようがなかったでしょうね。ルールが細かいゲームはこういう時には頼もしいのかもしれません。