とある飛空士への恋歌 4 犬村小六, 森沢晴行
- 作者: 犬村小六,森沢晴行
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/08/18
- メディア: 文庫
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2,3も読んでいるんですが、感想を書いてなかったようですね。本巻は間違いなくこのシリーズ中のクライマックスの一つです。なかなか熱い話でしたね。以下、ネタバレもあるので未読の方は注意してください。
さて、本作はプロットが良いと思うんですよね。やっぱりTRPGで使いたくなる展開でした。下記にまとめます。
- ヒロインは過去に不本意ながら主人公に酷いことをする。主人公はその過去を引きづりながら生きる。
- ヒロインと主人公は偶然出会うが、主人公はヒロインがその憎き相手だとは思わず、交友関係になる。ヒロインは何らかの意味で外見や名前を偽装する必要がある。
- なんらかの事情で過去のことが主人公にバレて険悪になる。
- 別の事情で主人公(かヒロイン)が危機に陥り、それを助けて、過去のことを許す。