とある飛空士への恋歌 4 犬村小六, 森沢晴行

とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫) とある飛空士への恋歌3 (ガガガ文庫)

とある飛空士への恋歌 4 (ガガガ文庫)

とある飛空士への恋歌 4 (ガガガ文庫)

2,3も読んでいるんですが、感想を書いてなかったようですね。本巻は間違いなくこのシリーズ中のクライマックスの一つです。なかなか熱い話でしたね。以下、ネタバレもあるので未読の方は注意してください。

さて、本作はプロットが良いと思うんですよね。やっぱりTRPGで使いたくなる展開でした。下記にまとめます。

  1. ヒロインは過去に不本意ながら主人公に酷いことをする。主人公はその過去を引きづりながら生きる。
  2. ヒロインと主人公は偶然出会うが、主人公はヒロインがその憎き相手だとは思わず、交友関係になる。ヒロインは何らかの意味で外見や名前を偽装する必要がある。
  3. なんらかの事情で過去のことが主人公にバレて険悪になる。
  4. 別の事情で主人公(かヒロイン)が危機に陥り、それを助けて、過去のことを許す。