なぜ今更ソード・ワールド1.0?
このブログで何回か紹介しているニコニコにアップされているTRPGリプレイの話なのですが、最近不思議?な動きがあります。既に版上げされ、2.0が発売されている初代ソード・ワールドRPGのものがアップされているのです。
こちらはソード・ワールドのシステムやワールドの解説。
こちらは中の人にType MoonのノベルゲームFate/Stay nightのキャラクターを使っているリプレイです。著作権上問題があることを除けば、ノベルゲームの立ち絵を流用するのはいい手なような気がしますね。
- 作者: 清松みゆき,グループSNE
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 1996/12
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 22回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
資料は示せませんが、ソード・ワールドRPGは日本でもっともプレイ人口が多かったRPGだと思われますので、人口的に作られるのがは当然なのですが、すでに2版がでているのに初版が紹介されるのはおもしろい流れです。
あんまり2.0で遊んでないのに下手なことを言うのもなんなのですが、2.0は基本的に戦闘に力点が置かれています。ソード・ワールドでは都市部での冒険も抱合するため戦闘以外のルールやワールドガイドも充実していたので、踏まえなければいけないことが膨大になり敷居が上がりましたが、2.0ではとりあえず戦闘ルールだけを細かくすることで方向性を絞り遊ぶ人が対応しやすくしているんだと思っています。
まぁ僕の推測を言ってしまえば、ソード・ワールドからソード・ワールド2.0への変更が激しかったため、移行したくない方も結構な数がいて、初代ソード・ワールドも忘れないでください、という趣旨の動画ができているということでしょうか。
僕の知っているTRPGのシステムはそんなに数が多くありませんが、戦闘してもしなくても楽しめるもので一番手軽なものとなるとソードワールド初版が筆頭に上がります。そういう位置のTRPGとしてソード・ワールド初版は残っていくのかもしれません。