嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 6 入間人間 - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む

作者: 入間人間,左
出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
発売日: 2008/09/10
メディア: 文庫
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前回の出来からあんまり読むつもりもなかったんだけど、あとがき読んだら最終回っぽい雰囲気があったので読んでみる。最後まで読んでもほんとに最終回かどうかわからないんだけどどうなんだろ。僕はここで終わるのもいいと思うけどなぁ。

まぁ正直もう終わりどきだと思う。なんかいわゆる壊れた人物がどーしょうもない犯罪を犯して、罪の無い人を傷つけたりする話はもう良いでしょう。倫理的にどうという以前の問題として壊れた人物は行動原理が薄っぺらくて、読んでてつまらないんだよなぁ。主人公とまーちゃんの関係が何か変わるわけでもないし、最初っから終わった物語。短編なら目新しいし面白いんだけどあんまり続かれても飽きる。

もし続いたとして、みーくんとまーちゃんの間に決定的な関係の変化があるなら読むかも。そうでないなら、次回作に期待です。なんか厳しい評価しちゃったけど、このシリーズ自体は面白かったですよ。