2008年8月現在のオンラインセッションツール事情
ODtoolが復活しましたね。最近のオンセツールについて状況をまとめておきます。
オンセの仕方ですが、まず音声で行う方法と文字で行う方法二種類あります。文字で行うタイプのセッションにはさらにいろんなやり方がありますね。また、その他にしばしば発生する欲求としてマップを共有したいというものがあります。このあたりを助けるツールの事情を僕の知る限りで紹介したいです。
音声チャットで
僕は一人暮らしではないため、家族に聞かれるのが嫌で音声チャットはしていません。そのためあまり詳しくはないのですが、この場合はスカイプで行うが一般的かと思われます。
上記の通り、僕はあまり詳しくないので下の参考記事を読んでみてください。
また、僕は試したことはありませんが炬燵(こたつ)というツールもあるようですね。まだマニュアルとかができてないみたいですが、かなり高機能ですよ。
文字チャットで
文字チャットで行う場合には3パターンありえます。
- 誰かがホストになってサーバーを立ち上げ、他の人はその人のIPへアクセスする。大抵専用のソフトが必要。
- どこかサイトをもってそこにサーバー(CGI)を設置しブラウザでアクセス
- 公のチャットサービスを利用する。
誰かがホストになってそこへアクセス
この方法は昔はよくされていたと思いますが、今はあまり聞きませんね。ただし、そんな事情もまた変わりつつあるので古いのかと読み飛ばさす、少々お付き合いください。
この方法が廃れた(?)理由は一つにはサーバーになる人がある程度コンピューターの操作に習熟してないといけないからです。この方法に不可欠なポートを空けるという操作をするには、ある程度インターネットの仕組みをわかっていなければなりませんでした。
しかし、実はクリック一つでポートをあけるようなツール(http://umemasu.hp.infoseek.co.jp/upnpcj/)が開発されていて、特に自宅のルーターが新しい場合には(UPnP対応)非常に簡単にポートが開けられるようになりました。詳しくは、ここをご覧ください。
この部門の最近の発展としてはMAPTOOLがあります。この手のツールではMAP共有がデフォルトでついてくるなどの利点がありますね。ここのソフトウェアについてはリンク先を参考にしてみてください。
サイトにCGIを置く
このパターンでの最近の進展はAjax Chat for TRPGですね。この設置法のチャットソフトでは、誰かが発言しても自動で更新されず、自分が画面をリロードする必要があることが多いのですが、このチャットではこの問題を解消しています。
公のサービスを利用
さてこの部門では古くからIRCという手法がとられ、今でも主力だと思います。しかし最近の発展も目ざましいです。
IRC
とりあえずIRCから説明しましょうか。IRCにはクライアントのソフトが別途必要となります。そのソフトによって多少分かれますが、現在はLimeChatが多く使われているのではないでしょうか。ソフトによってダイスの振り方が違ってくるので注意が必要です。
LimeChatの場合の設定はこちらを参考にしてください。ただしダイスを振るためのマクロODToolのアドレスは変わっていますから、こちらを参考に。
他のIRCクライアント
MSN Messenger
MSN Messengerは軽快ですし、誰かが入力している際、その旨を表示してくれるよさもあります。ダイスが必要な場合、Sessionger! (セッションじゃぁ!)というアドインも使えます。
Lingr
Lingrの利点は専用のソフトを用意しなくてもよい気軽さですね。ブラウザでチャットできます。しかもAjax仕様なのでリロードはいりません。
メガリスドライブ
こちらはシルバーレインというシステム専用となりますが、さすが専用ということでシルバーレイン特有のカード操作などができ、シルバーレインをやるには最適なチャットです。