シルバーレインRPGリプレイ 白き女王の夜 篠谷志乃 合鴨ひろゆき トミーウォーカー
シルバーレインRPGリプレイ 白き女王の夜 (ファミ通文庫)
- 作者: トミーウォーカー,合鴨ひろゆき
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/06/30
- メディア: 文庫
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せっかくルルブを買いましたので、どんなものなのかとリプレイも購入しました。
印象に残ったことは3つほどありますので順々に。
ロールプレイ支援システム
カードを使ったロールプレイ支援システムが一番の売りだと思うのですが、ルルブを読んだだけでは分からなかった思わぬ効果がありました。それは”繰り返し”です。
キャラをたてる一つのコツは、同じ動きを繰り返すことだと思いますが、同じカードを使うたびに、違ったシチュエーションで同じリアクションをとるので、キャラが立ちやすいんじゃないかと思いました。
あと、異能の能力を開放するとき”イグニッション”と叫ぶ必要があるのですが、そういうのも、恥ずかしさの敷居をさげるという意味で考えられているなぁと思いました。
案外タクティカル
ロールプレイ支援が発達しているので、戦闘は簡易なのかなぁと思いましたが、バッドステータスの使い方なんかはけっこうタクティカルな側面があります。
また、通常のシステムでは戦闘での鉄則は”攻撃力の高いやつ”、”防御薄いやつ”を集中して倒すことだと思いますが、ゴーストウォールはザコより先に攻撃力の高いボスを倒すのを抑制する働きがあっていい感じです。
敵がPCの誰を狙うかというのは、あんまりガチにやるとPCをすぐ殺してしまうし、手を抜きすぎると興ざめになる難しい部分ですが、ランダムさと自分でたてる戦略両方がからむいいシステムだと思いました。
進行支援ツール
これはルルブの印象のとおりですが、FEARのシーンを拡張した、セッション進行ツールがあってこれもなかなかでしたね。