MapToolのダイスロール機能
さて、昨日はRPToolsのMapToolのすばらしさに感動しました。あとはダイスの振り方さえ分かればセッションできますね。今日はダイスの振り方について説明しようと思います。
まとめ
まず、大事なことをまとめてしまいましょう。
このツールはやはりD&Dに最適化されているようで、日本のシステムを遊ぶときには少々不便なところがあります。具体的にはダイスの目と簡単な四則演算だけで書けるようなダイスロールは得意ですが、もし〜の時にはこうするとか、四則演算以外の要素が入った場合のロールを苦手にしています。
このソフトはソースが公開されており、自分で機能を付け足すこともできますので、どうしてもという場合には自分で付け加えることになるのでしょう。
個別のシステム対応
4則演算は得意なのでアリアンロッドは得意でしょうね。
SWのレーティング表はオフで遊ぶときと同じく、自分の使う分を書き写せばつかえます。じつはこのMapTool、(変数が一つの)表は簡単に作れますので、ランダムイベント表を作るのには向いています。
シャドウラン4th用のダイスロールプログラムが公開されているのを発見しましたので、付け加えてコンパイルしなおせば目的のシャドウランはできますね。→Shadowrun 4 tests - RPTools.net→Shadowrun 4 Dicelib patch - RPTools.net
基本的なダイスロール
以下のURLにダイスの振り方が書いてあります。
基本的に[]の中に適当な表現を書いて発言すればそのダイスを振ってくれます。
[XdY]
普通にY面ダイスをX個振って和を求めるのはXdYと書いて、[]でくくります。
6面ダイス二つは[2d6]です。簡単ですね。
ただし、少々不便なことにこれだと和しか表示してくれません。それぞれのダイス目がいくつだったか知りたい場合は[1d6+1d6]と書く必要があります。ダイスの数が多くなるにつれ面倒になりますねw。
四則演算がOKと書きましたが、修正値を加える場合は[XdY+mod]と書けばよいです。
[2d6+3]とか。
アドバンスドなやつ
あんまり使わないと思うのですが、もう少し高度なやつを説明します。
[XdYdN]ドロップ
最後のdはドロップのdです。Y面ダイスをX個振ったうち小さいほうのN個を無視して合計します。
[XdYkN]キープ
最後のkはキープのkです。Y面ダイスをX個振ったうち大きいほうのN個を残します。
[XdYrL]リロール
rはリロールのrです。Y面ダイスをX個振って、出目がLより小さい場合は振りなおします。
[XdYsS]サクセス
sはサクセスのsです。Y面ダイスをX個振って、Sより大きいものの数を数えます。ゲヘナみたいな感じです。
[XdYe]エクスプロード
eはエクスプロードの頭文字。Y面ダイスをX個振って、最大値がでたダイスは振り足します。