ネットラジオの感想など

TRPGを題材としたネットラジオ - きまぐれTRPGニュース - trpgnewsグループにいろいろなネットラジオをまとめてあります。ネットラジオかなりおもしろいですね〜。僕はリアルタイムでは聞かず、時間があるときに聞く感じなのでバックアップを置いてもらえると嬉しいんですけどね。

ソードワールド2.0世界観を変えるメリットとデメリット

http://www.voiceblog.jp/fukuroradio/415373.html
ここの1:表、JGCの話で、ソードワールド2.0の話が出てきます。
こちらの佐藤さんは、新規TRPG者の取り込みのために、世界観も一から作り直すのもいいって意見のようですね。確かに新しくソードワールドを始める方にとっては、古参の方のリウィがどーの、ロードスがどーの、クリスタニアがどーのって言うぼやきに付き合うのは苦痛ですねw。なるほどなるほど。

しかし、世界観の変更にはデメリットもありますよね。僕はこのまえソードワールドの設定の深さを再発見しましたよ。アリアンのエネミーガイドをみていたのですが、モンスターに深みがない気がしたんですね。戦闘のためのコマに感じるというか…。一方ソードワールドのモンスターには神秘性があるように感じられるんです。これはなんでかなぁと考えました。まずひとつにはルルブに書かれているテキストの量の差がありますね。ソードワールドは1体1体の記述が丁寧なように思います。

そして、たしかにルルブの記述量の違いもあるのですが、大きいのはソードワールドノベルの存在なんじゃないかなぁと感じました*1。あれを読むと、モンスター1体1体の存在感が非常に強まる気がするんですよね。まぁお話の一つ一つは忘れてしまったんですけど。

ドラクエもモンスター物語を読むとスライム一体にも物語を感じることができますよね。そういうわけでアリアンロットもなにかエネミーにもっと強い物語性を与えてくれるような短編集があってもいいかと思います。ギルマンの生態とか知りたいなぁw。

こういう意味で世界観を変えるっていうのは、ソードワールドのすごいアドヴァンテージを捨てるってことで、なかなかチャレンジングな決断だなぁと思った次第です。

システムデザインの話

http://www.voiceblog.jp/fukuroradio/415373.html
2:裏スタート、10分だけ神姫の話。IBさん公安の画期的なダメージ管理システムの話
5:使うダイスの種類と基本判定システム

こういうのも楽しかったです。
特に画期的なダメージ管理システムの話はむちゃくちゃおもしろかったですね。

海戦ゲームとか三目並べとかテトリスとか、簡単なゲームのおもしろさの理屈をよく理解して視覚的に表現することってGMとしてすごく大切だと思いました。ほんと参考になるなー。

興行としての演劇

http://www.voiceblog.jp/a-radio/415873.html
おっとリアルタイムで行う難しさにぶちあたってしまったようですね。
まぁそれはともかく演劇の客集めの話っていうか、考え方の壁の話というか…、③:「ウチガネ大いに怒る」の巻。がおもしろかったですね。なんだかあんまり話がかみあってませんがw。

TRPG者は自分がゲーマーなので、演劇っていうある種芸術的なものに、ちかよりづらさを感じている人がいるかもしれません。まぁその感覚はそれなりに的を得ていて確かに演劇者はレベルの高い部分があります。しかし、学生演劇はある意味ゲーマーよりだめな部分もあるんですよね。知らないと良いも悪いも論じにくいんだろうなぁって思いました。

僕は友人に役者がいるので何度か学生演劇を見に行ったことがあります。すごく楽しいのでぜひ皆さんにもオススメしたいところです。しかし何度もいくと悪いところも目に付くようになってきます。まぁこれはしょうがないんですが、観客席がせまくて暑くて汚いですねw。最初はおもしろい体験だなぁって思って耐えられるんですが、やっぱり何度も経験したいとは思いませんね。あと確かにテーマが中二病的というか、小難しいことが多いです。まぁこれも最初は新鮮なんですけどね。クライマックスまでに意味がわかるといいんですけど、分からないときにはきついですね。狭いし暑いし汚い中劇をみて、しかも意味がわからないwこれはなかなか苦痛ですw。

実際問題、知り合いが出てない限り、あんまり行く気にならないのでした。まぁ知り合いさえ出てればどんなに筋が分からなくても、”おおっあいつうまいなぁ”とか”いい役じゃん”とかおもしろみがありますからね。

ちょっとこのきつい状況を感じてもらうために、例え話をしましょう。演劇にいきたいかっていうのをTRPGセッションの見学者をしたいかに置き換えましょう。PLとして自分がセッションに参加するんではなく、セッションの見学ですよ。これは相当おもしろいセッションじゃない限り嫌ですよね〜。全然知らない人のセッションなんて、なんなんだろうと思うばかりだろうし、知り合いがやっていれば、それなりにおもしろさがありますけどやっぱり退屈ですよね。別に自分が演劇をやりたいわけでもない場合ですよ。

まぁ学生演劇のレベルはこの例よりははるかに上ですけど、暑い中、わざわざ見に行くっていうのはけっこう敷居の高い行為なんですよね。そういうものに来てもらうにはどうしたらいいかってことに工夫もなく、友人にチケットを売って自己満足してるところにウチガネさんは怒りを感じているのかと思います。

脚本家の自己満足、GMの自己満足。レベルは違えど共通性がある事項ですね。最初に戻りますが、単に知らないってだけで、簡単なことすら分からなくなることってあるんですよね。なんにしろいろいろ挑戦することは自分の幅を広げると思います。人事みたいに言ってるけど僕もいろいろ挑戦しなきゃな〜。