逆転裁判4 カプコン
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2007/04/12
- メディア: Video Game
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今日は本作品の雰囲気で感想をお伝えします。
4月23日 某時刻 第三法廷
裁判長:これから逆転裁判4に関する審議を行います。
弁護人:弁護側準備完了しています。
検事:検事側も準備完了しています。証人、名前と職業を。
証人:アクセラレーターと申します。レビューアーをしております。
〜逆転裁判4について〜
証人:僕はゲームボーイアドバンスの逆転裁判シリーズが好きで本作を楽しみにしていました。
弁護人:待った!逆転裁判シリーズと申しますと?
証人:本作品は逆転裁判4というタイトルであることからも分かるとおり、以前に三作品でています。
弁護人:異議あり!この資料*1をみますと逆転裁判シリーズは4作でています。それなのに逆転裁判4とは…これは明らかに矛盾です。
検事:異議あり!前作の話は本作に関係ありません!
裁判長:証人は前作を購入動機としてあげています。検事側の異議を却下します。
弁護人:証人、証言は正解にお願いします。
証人:たぶん…なんですが逆転裁判3の最後のシナリオは完結編ともいって良い話になっていまして、逆転裁判 蘇る逆転はリメイクもしくは外伝にあたるのではないかと思います。ニンテンドウDSですが、僕は遊んでいません。
証人:前作からのファンだったのですが、直接のきっかけになったのは雑誌ダヴィンチで、推理小説家たちが絶賛していたことによります。
弁護人:待った!なぜ本の雑誌であるダヴィンチでゲームの紹介を?
証人:今回の逆転裁判は非常にミステリー要素が強く、トリックなどもミステリ顔負けのものが使われているからだと思います。
裁判長:弁護人、この証言は重要ですか?
弁護人:本作の特徴をよくとらえた発言だと思います。証言に加えてください。
証人:実際に遊んでみますと、先ほど申したとおりミステリー要素が目に付きました。複数の事件がからみあったり…、ここは実際に遊んでみていただいたほうがわかりやすいと思います。
弁護人:待った!ミステリー要素が目に付いた…ということは何か違うものを期待していたと?
証人:…そうですね。前作の逆転裁判はオカルト的な要素もあり、あまりまじめに考えなくてもよい雰囲気がありました。それを予想していたのですが、今回はDSの機能を生かした科学捜査などもあり、完全に物理的なトリックのみで構成されています。ミステリー特有のロジックが重視されていますね。
弁護人:なるほど…期待はずれであったと…。
検事:異議あり!証人は別のおもしろさがあるといっているだけです。
裁判長:検察側異議を認めます。
証人:ミステリ的なロジックのほかには”みぬく”という動作で証人の不審な動きから、嘘やごまかしを発見するという要素もあります。これには注意力が必要です。実はこの段階でつまることが何度かありました。
証人:そろそろ書いている背後の人が疲れ始めたので結論を述べたいと思います。
弁護人:異議あり!背後の人が疲れたのは本審理とは無関係です!
検事:異議あり!君が毎回待ったをかけるから審議が遅れているんだよ。
裁判長:検察側異議を認めます。私も疲れてきました。
証人:今回の逆転裁判4はこのようにロジックが重視されていて論理的に考え、注意して証人を見れば、当初は思いもよらなかった”真実”にたどり着き新鮮な”驚き”を感じることができます。シナリオの出来は最近のゲームでは見ない出来だとおもいました。
弁護人:待った!最近のゲームって…
裁判長:背後の人は書きつかれたようです…。残念ながらこれ以上の審理は必要ありません。判決を言い渡します。
*2:ゲームの中の審理はさすがにこんなにてきとーではありませんw