Fate/zero フェイト/ゼロ 2 虚淵玄

accelerator2007-04-01

著者 虚淵玄ニトロプラス) 

発行者竹内友崇 

発行所TYPE−MOON 

イラスト武内崇 作画・彩色 こやまひろかず・蒼月誉男・MORIYA・simo

http://www.fate-zero.com/vol2.html:公式サイト。画像はここから転載。アマゾンで取り扱ってないのでこういう紹介法をしてしまいます。すみません。

Fate/zero フェイト/ゼロ 1 虚淵玄 - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む:前作の感想

サブタイトルは-王たちの狂宴-です。今回も面白いですね。挿絵には小さい凛や桜がいますよ(そこを強調するお前は…)。

2巻なのでいきなりネタバレ感想で

王たちの狂宴ということで今回はセイバー、アーチャー(金)、イスカンダルの三人で王道を語り合うところがメインでしょうか。

Fate/staynightでの悩むセイバーを知っているせいもあり、王道とは何か思い悩むセイバーがかわいそうというかなんというか…。まぁ時系列にみればこっちのほうが前の話なので、セイバーが悩みをこじらせる必要があるわけですが、破天荒な人たちに囲まれて一人繊細だからなぁ…。

イスカンダルはかなりいいですね。彼の王道は分かりやすくて幸せで…でもかといって浅いわけでもない。イスカンダルの宝具のシーンはなぜか感動しちゃいましたね。あまりにも偉大。セイバーとの対比が効いているんだと思うんだけど、別にかわいそうとかそういう感動の仕方じゃなくて不思議な感動でした。