アリアンロッド リプレイ・ルージュ２

ノエルと翡翠の刻印―アリアンロッド・リプレイ・ルージュ〈2〉 (富士見ドラゴン・ブック)

ルージュの二作目です。
僕は一作目は少し辛口に評価した*1のですが、二作目はすごく楽しく読むことができました。

今回はダンジョンにもいろんな工夫がしてあって、飽きさせません。
意識して作っているのでしょうが、トラベルガイドの話が随所にでてきていてて、トラベルガイドのうまい使い方の紹介にもなっていると思います。
表紙のモデルをノエルが担当するなど、トラベルガイド*2そのものを世界観にもりこんでいるっていうのも楽しいですね。

僕が一つ気になったのは正直戦闘が多いことですね。一回の話に５回も戦闘があるなんて…。
オンラインのセンスに慣れきっている僕がおかしいのかもしれませんが、この戦闘回数では実プレイ時間はけっこうかかっているんじゃないかなぁと推測します。
もしかしたらたくさん戦闘をすると戦術が固定されてそんなに悩まず、すいすい行動できてるのかもしれませんけど。

あと、これはアリアンロッドをまだやったことのない僕には全然わからない話なのですが、かなりぎりぎりの戦闘バランスになっていますね。そのあたりはある程度簡単にマネできるのか、やっぱり熟練がいるのか、そのあたり知りたいですね。

><

*1:一作目の感想へのリンク

*2:

アリアンロッドRPGトラベルガイド (富士見ドラゴンブック)

　アリアンロッドの背景世界エリンディルのワールドガイドです。土地や人物が絵入りで紹介されています。