涼宮ハルヒの憤慨
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/04/28
- メディア: 文庫
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売れてるライトノベルは余計な話とか外伝をたくさん作らせて、話を伸ばす傾向があるんじゃないかと思いますね。
今回は編集長★一直線！とワンダリング・シャドウの二つの中編が収められているのですが、軽い伏線を張っただけっていう印象でした。
編集の話はすこし期待したのですが、期待を満たしはしませんでしたね。ハルヒのキョンへの行動がかわいらしく、つまらないわけでもないんですけど。
涼宮ハルヒシリーズは劇中劇を取り扱ったものが多くあり、うまくいえませんがメタな解決が涼宮ハルヒシリーズのいいところなんだと思っています。
もうすこし具体的に言えば”いままでの文章は〜〜〜でした”という種明かしを使って今までの文章の意味を変えてしまう。そういったトリックが涼宮ハルヒのいいところだと思うのです。
今回も少し仕掛けがあるのですが、あんまり本質的なところじゃないので残念です。
売れてるから本筋に進展があったのかと思っていたのですこし残念な評価となりました。
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涼宮ハルヒシリーズの感想
こうしてみると涼宮ハルヒについてはおんなじ感想を繰り返してる。曰く話が進めば”おもしろい”進まなければ”つまらない”
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