ロッキン・ホース・バレリーナ 

十八歳で夏でバカ!
初めてツアーに出たパンクバンドが、
どーかしてるゴスロリ娘を拾った。
流れ続ける70's〜80's ポップ&ロック。
君を旅へ連れて行こう!!
God Gave Rock'n Roll To You -ロックの神様が教えてくれた。
誰かを好きになること、どこまでも楽しくなること。

本屋で以上のような帯をみて面白そうだと感じました。


僕はゴスロリ好きなんです。といっても今は遠くから見ている段階ですけど…。
彼女らと友達になってみたい…。でもそういうバーとか行くのはちょっと怖い。
普通の服装でいってもいいんだろうか…。
ゴスロリを好きなのは単純にけっこうかわいいと思うからです。
確かに原宿、渋谷、新宿、池袋で見かける分には違和感あるけど中世の城を背景にもってくればけっこう大丈夫なんじゃないだろうか。
とにかく応援してます。誰か友達になってください。


まぁこんなところで友達募集してもしょうがないので本題に入ります。
前半は十八歳で夏でバカって感じでかなり笑えました。
さすが大槻ケンヂ。期待どおりです。
僕も高校のころはへたくそながらバンドでギターを弾いてましたのでなかなか懐かしい曲なんかもいっぱいあってそういうネタもかなり笑えます。


もうあとは本書を読んで欲しいのですが、後半はなんか泣けました。
なんだか僕はエロゲー少年もロック小僧もゴスロリもなんか根本的な気持ちは同じでただスタイルが違うってだけなんじゃないかと思います。
誰もが自分がクズであることに悩んで、それでもいい方向に向かおうとがんばってるんです。


この本は真面目にいい本だと思うのでみなさんに是非読んで欲しいです。
(しかしこういうときにはあんまりヒットしそうなキーワードがない。
 しょうがないから「個人的には空の境界よりも感動できました」とかいれて
 誤ってくるひとを狙ってみます。ごめんなさい。
 でもこの本はきっと面白いです。)