暇つぶし

ゲームとか漫画とか推理小説とかってなんで必要なんだろう。


たまにおもしろいのもあるけどほとんどつまらない。つまらないものはつまらないなりに感想を書いたり読んだりすれば楽しいけど、それは自分と同じことを考えている人を見つけて共感に喜びを覚えたり、深い意見を聞いて自分に足りないことを自覚する楽しさである。


しかし、そのものが楽しくないとやっぱり楽しくない。どの漫画にも新しいところとか工夫しているところとか新しいニーズとかが隠されていて、それを論じれば楽しいのかもしれないが、どーもだめだ。


CLANNADにしても現実で僕が大人にならなきゃいけない状況であるからこそ楽しめたわけで、なんかその作品そのもののおもしろさってどこにあるんだろう。


そのものへの批評とかなしに、楽しめるものって何かないのかなぁ。

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と、書いてはみたものの、なんか僕の言いたいこととは別な気がする。


僕は最近オタクなんてやめたいなんて思っているんだが、
ここで悩むのはオタクを抜けようとしつつ、なんだかんだいってアニメみたりゲームしたりしているってのはどういうことなんだろうということ。
これはかなり惰性で、見てもおもしろくもなんともないことが多いんだけど、なんか見てしまったり、やってしまったりする。


オタクのメディアでオタク的でないもの、新しいもの、単純に願望を描いたものではないものは面白く感じるが、それすら、ある種の典型的なオタクに対する嫌悪感や、そこから抜け出そうとしている自分を肯定する気持ちが後押ししているんじゃないかという気がしてくる。


そういう同属嫌悪みたいなのっていやだなぁ。いやな場合「なかったことにする」のは誤魔化していて嫌だし、同属研を認めたとして、それを辞めるっていうのは何を変えれば自然に変るのだろうか?


最近は楽器弾いたり、運動したりすることが楽しいから、オタクなんて辞められそうなんだけど、それをやっちゃったら今までの僕ってなんなんだろうってことになってしまう。


どーすりゃいいんだ。