RPTools〜革命的なチャット・マップ共有ソフトウェア〜

昨日の予告どおり今日はRPToolsの実験をしたんですが、これは正直すごいです。チャット界に革命が起きますよ!

一つ目がRPToolsのトップで二つ目がダウンロードのページです。今回はこれのMapToolを中心に使い方を解説します。

操作感

MAP共有ソフトなんですが、非常に美麗なグラフィックの上で綺麗なトークンを操ることができます。速度面でも問題なし。PL側でも快適に動いたそうです。すばらしい。(今のところver.1.2をテストした)


そして、ちょっと驚きなのは付属のチャットシステムで日本語が使えます*1。どうもHTMLを使っているようなのでタグで文字の装飾などもできますよ。ナイスすぎる。

かなり多機能なので操作に慣れが必要な感は否めませんが、たんにできることが一杯あるだけで一つ一つのツールは簡単に使いこなせるものと思われます。

基本的な機能

マップの画面には4つのレイヤーに物を置くことができます(ver 1.3から)*2。背景、静物、隠れトークン、トークンです。

背景には緻密なマップをおいて静物には石とか炎とかそういう突発的なものを置くといいと思います。GMは隠れレイヤーを使えるのもいいところで準備しておいてそれらをパッと出すこともできそうです。

そうそう、ダンジョンの先を隠す必要がある場合にも対応していて、見えない部分を作ったり見える部分を作ったり簡単にできます。

トークンはグリッドにそって配置され(グリッドはスクエアとへクスを選べます)、ドラッグして動かすと勝手に移動した距離を見積もってくれます。至れりつくせりですよ!

これを使ってチャットセッションしたらきっと面白いと思います。オススメですよ。

追記

この手のもので有料のものだと、Fantasy Groundsっていうのがあるそうです。こちらはMaptoolよりもさらに洗練されているかもしれませんが、日本語は使えないようですね。

*1:チャット以外の操作では日本語は使えませんwファイルを保存するダイアログとかちょっと文字化けしますがまぁ許容範囲

*2:1.2までは背景とお絵かきとトークンって感じ

MapTool インストール & 設定編

さてここから先はインストールや設定の話をします。

ここからMapToolをダウンロードすればよいのですが、全員同じバージョンのものをインストールしてください。今回僕は安定版の1.2をダウンロードしました。1.2と1.3で繋ごうとしたら(僕の場合は)失敗したので、やっぱりバージョンはそろえる必要があると思われます。

WEB Start版はJAVAがインストールされている場合、PCの情報から最適なものだけインストールしてくれるそうです。ものぐさな人にはオススメ。そういうのは不安だからZIPでという人は当然ZIPもOKです。JAVAがない人はこのあたりからDLすればよいかと*1

さてWEB START版からはちゃんとスタートメニューに入ったファイルができると思います。そこからMaptoolを起動しましょう。ZIP版の人は自分のメモリにあわせてlaunch**.batをダブルクリックして起動します。

ここからはGMとPLでやり方が異なるので分けて説明します*2

GMの場合(ホストの場合)

さてGMの場合やはりポート転送の問題が立ちはだかります。それについては昨日の記事を参考にしてください。今回はポート転送はできているものとして話を進めます。

GMの場合はFile -> Start Serverを選びます。そしてuser nameと自分がGMなのかPLなのか、そして使うポートを入力します。portforwardで開いているポートを入力してください。次に入ってくるGMやPL用のパスワードを設定することもできるので、邪魔されたくないときには何か設定しましょう。

このソフトは至れりつくせりでこのときTest Connectionとするとポートフォワードの設定を確認してくれます。ここでTestしてだめな場合はポートフォワードの設定に戻りましょう。→昨日の記事

このテストがおわったらOKボタンをおせばサーバーが立てられます。Fileからconnection Informationを選ぶとサーバーの情報を表示してくれるので、そこからExternal Adressとportをプレイヤーに教えてあげてください。

PLの場合

PLの場合はMaptoolを起動した後、File -> Connect to Serverを選択します。
user nameとpasswordと自分がGMなのかPLなのかを入力します。

その後LAN,RPTools.net,Directと三つありますが、directを選択します。
(サーバーを立てているLANと同じLAN内の場合はLANですよ。)

そしてGMから聞いたIPアドレスとポートを打ち込んでOKを押せば繋がります。

まとめ

結局この手のもので問題になるのはポートフォワードだけです。ポートフォワードの設定さえできれば9割がた成功していると言えるでしょう。がんばってください。

*1:シルバーレインでもJAVAを使うんですねw

*2:このソフトではGMが必ずしもホストをする必要がないのですが、ここでは簡単のためGMがホストをするということで話を進めます

TokenTool カスタマイズ編

おまけです。MapToolの下にあるTokenToolを使うと既存の画像からすぐトークンを作る事ができます。

僕のPCたちとアリアンロッドのエネミーガイドからスキャンした敵を乗せてみます。白黒で描きこまれた絵は目立たないかもなぁ。