導きの星 小川一水, 村田蓮爾, 反田誠二

導きの星〈1〉目覚めの大地 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ) 導きの星〈2〉争いの地平 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ) 導きの星〈3〉災いの空 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ) 導きの星〈4〉出会いの銀河 (ハルキ文庫―ヌーヴェルSFシリーズ)

紅茶さんid:koutyalemonのオススメで読んだんですけど、すごく良かった。これはSFだけどハヤカワじゃなくて角川のヌーベルSFシリーズなことに注意。

紅茶さんに勧められてアマゾンでみたら村田蓮爾がジャケットを描いていたので即購入してしまった。

基本的には地球外に発生した知的生命を観察するお話なんだけど、文明がどんどん進んでいくところが人類の歴史を繰り返すようで面白い。

今回の話って結局人類が親で地球外生命が子のようなもので、子育てものとしても読めるきがする。
もしかしたらSFってもっと物語のテーマを分類して比較してみたら面白いかもしれない。今回であればグレッグ・イーガンのクリスタルの夜と比較すると親と子の関係が暖かい。読んでないが有名なアーサーCクラークの『幼年期の終わり』との比較はどうなんだろうか。