うみねこのなく頃に ep. 6-8

一作一作読むのにけっこう時間がかかりましたが、一気に駆け抜けました。

内容的にはep.7 でほとんどの謎は解けて、ep.8はテーマの確認でした。

ep.7 で明かされた真相の一部は僕もそうじゃないかと疑ったことのある内容で、そんなに驚きはしませんでした。それでも整合性のあるように綺麗にまとめられているとは思いましたが。

ひぐらしのなく頃にのときにはあった感動をうみねこでは実は感じなかったのですが、年のせいでしょうかね。。。話が小難しすぎたってのはあるかもしれません。誰が何の象徴でとかいうの考えるのを途中で放棄してしまいました。

また、先ほどの話とは若干矛盾するのですが、ミステリとファンタジーの争いが若干勧善懲悪気味になってしまったことも微妙だったように思います。魔法にも力があると思いますけど、真実にだって力があるんじゃないかなぁ。そこは読者に委ねられる形に確かになってはいるんですが、流れがあんまりフェアじゃないように思いました。

大作で最終的には良い話だし、切り口も新しいとは思うんですけど、驚きに欠けていて若干展開が読めてしまったのが、ネガティブな感想につながったいます。

オススメの一作なんですが、次回作により一層の期待という感じですね。