ストーム・ブリング・ワールド1 冲方丁, 山本ヤマト

冲方丁の新刊じゃんよっ!と思って買ったら絵師も山本ヤマトで大当たり。内容も面白かったです。リェロン・エルライとアーティミス・フェランという二人の主人公が魅力的でお話も波乱万丈だしバトルも面白いですね。

ちょっと珍しいのですが、この本はカルドセプトというボードゲームを題材にした小説です。カルドセプトは実は遊んだことがないのですが、ゲームの形式はモノポリーおよびいただきストリートみたいなものらしいです。お金のかわりにマナをやりとりして召喚魔法などを使って自分の土地を守る感じと聞いています。

小説の内容もそのボードゲームのルールを生かしながら展開されていて、感心しました。カルドセプトがやりたくなります。


ちなみに本書は新刊というよりも新装版だそうですが、旧版のものに比べてすごく加筆修正されているそうですよ。

ストーム・ブリング・ワールド〈1〉星の降る都市―カルドセプト創伝 (MF文庫J) ストーム・ブリング・ワールド〈2〉星を輝かせる者―カルドセプト創伝 (MF文庫J)