鋼殻のレギオス画集――Miyuu Art Works  深遊

鋼殻のレギオス画集――Miyuu Art Works

鋼殻のレギオス画集――Miyuu Art Works

さて、ファンタジーの絵では定評のある深遊の、初めての画集だそうです。

最近全然絵を描いてませんが(忙しいのと引越し先にスキャナとかプリンタがないっていう理由で)、僕は絵の資料として画集を買う傾向にあります。実はライトノベルをあまり読み返さない僕にとってはラノベはイラストの保存のためにとっておいているという側面が強いのですが、画集がでちゃえば逆にラノベのほうは捨ててもよいのかもしれません。

まぁそれはさておき鋼殻のレギオスの画集でして、ラノベは買っているけどドラゴンマガジンを買ってない僕には初見の絵もけっこうあり楽しめました。


ちょっと雑談ですけど、鋼殻のレギオスの原作はその設定に特におもしろさを感じますが、欠点も多い小説だと思います。どうもあの話は深い深い伏線が張り巡らされているようなのですが、その情報の出し方に問題があって、読者がわからない単語をぽんぽんと出しておいて数巻あとで回収するんですね。行動の理由などがわからないのはともかく、単語レベルでそういうことをされるとまったく意味がわかりませんw。これはいかん中二病ですよw。

それともう一つバトルシーンがわかりづらいです。やっぱり小説で派手な戦闘って表現するのがなかなか難しいものなのですが、特にこちらの常識と違うファンタジー世界での戦闘の記述というのは説明が必要なはずです。人の立ちいちとか周りに何があるのかとか、もうちょっとうまく書いて欲しいですね。これはメディアの問題ですので、アニメになると解決されてすばらしいのですが。

さて画集に話を戻しましょう。深遊の絵が好きなのでこの調子で円環少女もアニメ化して画集も出ないかなぁとも思うのですが、まぁあれは変態が描かれているから放送が難しいかもしれませんね。