イヴは夜明けに微笑んで (黄昏色の詠使い 1) 細音啓
イヴは夜明けに微笑んで―黄昏色の詠使い (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 細音啓,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2007/01/01
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 93回
- この商品を含むブログ (131件) を見る
これいい話だったなぁ。
出会いとしては、ライトノベルサイト杯などを見ていて人気作品だったので読んでみたという感じです。
(2007年上半期シリーズ部門1位ですよ)
うわぁ〜〜、綺麗、感動、素晴らしいっ!!
好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! [2007年1月]
また、書店のPOPにこのichiseさんのこのコメントが載っていたのも、興味が惹かれた理由の一つです。このコメント自体には内容がないのですが(すみませんw)、妙に人を動かすいい言葉ですね。確かにこんな感じの感想になる作品でしたよ。
”色”を使った召還魔法を題材にした王道なファンタジー作品ですが、登場人物の思いが非常に綺麗で訴えかけられるものがありました。正直良い話すぎて、2巻以降は大丈夫かなぁという気がしないでもないくらいです。大分大きな伏線が回収されちゃってますけど…。
あと、竹岡美穂のイラストも相変わらず素晴らしいです。ちょっと内容とは違和感を感じなくもなかったりしたけど(^^;。
好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! [2007年1月]
このあたり、僕も同意するものがあります。なんでしょうね、竹岡美穂のイラストだともうすこしキャラクタチックな展開を予想させるのかなぁ。それがけっこう内面が良く書かれているから違和感を感じるのかも。文学少女にしても、絵は淡白・話は濃厚の路線でそのギャップが売りなわけです。
壊れやすそうなイメージも竹岡美穂のイラストでよく表現されていますので、単に合わないということではありません。なんでしょうかね、竹岡美穂のイラストじゃなければもうすこし別の雰囲気もあったような…とベストマッチじゃなさを感じるってことでしょうかね。もちろんこのイラストだからこそ生じる良さもありますが。
まとめ
思いのほかいい話で、ちょっと不意打ちだったこともあり感動しちゃいました。
1巻がすごくいい話だったので続巻は大丈夫だろうか…という疑問も持ちつつも手をだしてみようと思います。