狼と香辛料 6 支倉凍砂 - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む

狼と香辛料は、だんだんテーマが固まってきていて、”永遠の命を持つものと人とのいつかくる別れ”がメインになりつつあると思います。これは、ギャルゲーなんかでは、ごまかすことが多いと思うので（今が楽しければよいとという刹那的な終わりが多い気がする）、ぜひしっかり書いて欲しいですね。

今回はロレンスとホロのする一つの喧嘩がメインになっていて、よくこれだけのネタで一冊かけるもんだと感心するぐらいイベントは進みません。まぁロレンスとホロの心的関係は確実に一歩進んでいると思いますので、むしろいいのかも知れませんけどｗ。

ところで銅貨の話、僕には最後まで分からなかったんですけどっ！っていうか答えはいつか出てくるに違いないとおもってしっかり読んでなかった…orz。僕がアホなだけでしょうかｗ。

狼と香辛料は最初から期待が高いので、毎回大変だと思います。今回はそこまですごいって感じはありませんが、毎回毎回それなりの基準を満たす筆者を尊敬します。ホロとロレンスの旅の終点がどうなるのか、非常に楽しみです。