付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います 御堂彰彦 タケシマサトシ

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)

正直なところ絵買いであります!大佐!

不思議な力を持つ骨董品”アンティーク”を扱うお店のバイト来栖刻也が、店に運び込まれるアンティークにまつわる事件を解決する話です。むかしジャンプを読んでいた人にはアウターゾーンみたいな感じっていうと分かりいいと思います。

僕は著者を御影瑛路と勘違いして買ってしまったので、ものすごい中二病小説を期待して読み出したのですが、案外普通だなとか思っているうちに読み終え、著者の紹介文を読んで初めて違う人だと気付きました。大変失礼しましたね。

アンティークの仕掛けなどはそれなりにおもしろく、悪くはないんですが際立ったすごさっていうのも見えない作品でしたね。あえていうならヒロイン舞野咲(表紙の娘です)が圧倒的に可愛いぐらいでしょうか。こうクールに見せかけてほんと可愛い性格しているのです。最終話は読んで楽しいですよ。

オススメかどうかは微妙なところです。ちょっと感想のリンクを回ってみて続巻を買おうか決めようと思います。