ホワイトデーの オトメン(乙男) 管野文

オトメン(乙男) 第1巻 (花とゆめCOMICS)

オトメン(乙男) 第1巻 (花とゆめCOMICS)

今日はホワイトデーですね。

まぁ家族にはチョコレートをもらったので、今年は返してみました。
例年返さないことも多いんですが、それはそれで甘えた態度ですよね。

物はマカロンがいいかなぁ。
実は僕は桜庭一樹Gosickを読んでマカロンを知ったという物知らずなんですが、あれは食べてみるとなんともうまいものです。ちょっと洒落てますし、少なくともコンビニでコーヒー味のマシュマロを買ってくるよりはいいだろうという結論に。マシュマロは、んまいんですけどね。

今はなんでもネットで調べられるので調べていくと、クィーンアリスのマカロンがなかなか評判のようですね。というわけで仕事帰りにデパートへ寄ってみました。するとさすがホワイトデーですね。お菓子・ケーキ売り場に大量の男性がいます。なかなかない光景でしたね。

そしてお菓子の物色を始めたんですが、これが楽しい!なんかいつもは夕飯の準備の女性客に混じってお菓子選びなんかできないですが、今日はたくさん男性客がいるのであんまり恥ずかしくありません。お菓子やケーキにこんなにも種類と独自性があるなんて…。迷ってしまいますね。

そこでハッと気づきました。こう目を輝かせてお菓子選びをする僕はオトメン!?

オトメンっていう強烈な言霊にひかれてついこの漫画を読んでしまったのですが、オトメンっていうのは作中の台詞から持ってくると。

「男だけどラブリーなものが好き!」
「料理裁縫が好き!」
「少女漫画が好き!」
「女の子になりたいわけじゃないけどマインドがどーにも乙女チックな男子…」
「それがオトメン

帯からもってくると。

おと-めん ヲトメン【乙男】①乙女的趣味・考えを持つ若い男性。②料理・裁縫など家事全般に才を発揮する若い男性。乙女らしい一方、男らしさを兼ね備えた若い男性。

―-ごころ 【乙男心】オトメンの繊細な心。「―を傷つける」「いたいけな―」。

決してギャル男と勘違いしてはいけません。


僕に関してはラブリーなものはわりと好きですね。料理に裁縫か…(遠い目)。コンビに弁当暖めるのは得意なんですけど…。裁縫は学校の授業でやったきりだなぁ。少女漫画はけっこう好きですね。ただ、少女漫画のほうが少年漫画よりコンプレックスに満ち溢れていることがあってそこらへんは引くんですけどねぇ。成績とか家柄とか顔とかでがっつり階級わけしちゃうような作品あるじゃないですか。あれはちょっと。そんなもんじゃ何も決まらないよ!

まぁオトメンは表面上はすごい男らしいのに内面が乙女チックな青年の活躍する漫画です。設定はけっこう面白いですね。でも作中で自分でつっこんでますが、こんなオトメンが主人公だと展開が遅くなりそうなのが心配なところでしょうかね。まぁ僕は妹に恋をするぐらいの強引さもどーかと思うのでまぁいいんですけどね*1

話をホワイトデーに戻しましょうか。
でっクィーンアリスに行ったのですが、マカロンは売り切れとのこと。そりゃそーか。僕が思いつくぐらいのことはみんな思いつくんですね…。ここはオリジナルに行こう!ってことで和菓子にしてみました。具体的にいうと豆大福です。ホワイトデーに和菓子っていうのもなかなか異質な組み合わせではありますが、んまけりゃいいじゃん!っていう大雑把な気持ちで購入してみました。

結果はわりと好評だったようで良かったです。

*1:映画化するんですか?恐ろしいですね。