ひぐらしのなく頃に解 07th Expansion

今回罪滅ぼし編をやりました。
実は一度手に入れようとしても品切れで
とらのあなで8/28に入荷とあったので今日を狙っていきました。


今回は多少謎があきらかになりましたが、
全体的にはそんなに進展していないと思います。


僕としてはそんなことより、
いい話だったのが印象的です。
涙ぐみました。


しかし、今回謎が完全に明らかになった部分は物語の前半がほとんどですが、
それに関しては今までの作品からはヒントが少なくてこの結論に至るのは難しい気がしますね。
(といっても見落としているだけかもやり直してみようかな)

後半に関しては情報そのものの信憑性がいまいちで、
それが結論なのかどうかが分からない状況です。


前にも述べましたが、
この解を明示せず読者が推理する形式は
新しくておもしろいのですが、今のところルールの確認がいまいちだという欠点を抱えていると思います。
たとえばオカルトのあるなしなどです。
推理のルールをしっかりしないと本気で推理ゲームにするのは難しいと思います。
このゲームは推理抜きでも別に楽しめるのでいいのですがそれではサウンドノベルです。
インタラクティブになりません。
雰囲気やファウストのコメントから考えるにたぶん作者の竜騎士07
ティールを当てるゲームにはしたくないはずです。
例えばオカルトありだとしてもそのオカルトの内容を当てるゲームにするつもりはないんだと思います。
きっと解答を聞けば
「あーそういうことを当てて欲しかったのね」って納得できると予想します。
ただし、いまのところでは問題が抽象的で、どう解答していいかわからないという状況だと思われます。



以降ネタバレなので気をつけて





今回に関しては作者側は何をわかって欲しかったのかというと
極限状態では疑心暗鬼から人は事実を容易にまげてしまうなどして、
ちょっとした誤解からすぐ殺人を犯してしまう。
ということなのではないでしょうか。
そうとらえれば
すごくうまく解答を提示できていると思います。
細かいトリック、デティールより、こちらのほうが大事ではないでしょうか。


ただこのゲームの問題の与えられ方からすると、
こういった解答では満足できない気もしますね。
あるいは僕は問題、解答といったことにこだわりすぎているのかもしれません。
このゲームは推理ゲームでなくて想像ゲームというほうがいいのかもしれませんね。

                                                                                                            • -

ひぐらしのなく頃に解
http://d.hatena.ne.jp/accelerator/20050303
ひぐらしのなく頃に
http://d.hatena.ne.jp/accelerator/20041222
作者ホームページ
http://07th-expansion.net/