ランダムサンプリング

このブログペットのコメントってやつは言葉を(ある程度規則はあるが)ランダムにとってきて、それを人間が解釈するとおもしろいって遊びなわけです。


実はタロットカードもランダムにカード並べてそれで過去現在未来のストーリを意味づけして遊ぶっていうか占うものだし、物語ってそういう性質もあります。(参考:依頼代行型シナリオに必要なもの 物語の体操


現代版のは知らないけど少なくとも昔の人生ゲームはほとんどルーレットだけだからつまらなかったりすぐ飽きたりする(参考:ゲームを斬る)。
ランダムだけってのはおもしろさも何にもない。ブログペットのコメントが深読みすると味わいがでてくるように、人為も加わるってのがおもしろさのもとですね。


TRPGのランダム表を使った遊びもどう人為と組み合わせるかで面白みが変わるよなぁ。いいやり方はなかろうか…。

ゲーム作成における分業体制

ゲームつくりには…大まかに

  • 世界観
  • システム
  • シナリオ背景
  • キャラクターの行動

この4つが必要です。

○コンピュータRPG

普通のコンピュータRPGでは

  • 世界観→製作者A
  • システム→製作者B
  • シナリオ背景→製作者C
  • キャラクターの行動→製作者C:プレイヤー=7:3

ぐらいな分業になっていると思われます。

○テーブルトークなRPG

TRPGでは通常

  • 世界観→メーカー
  • システム→メーカー:GM=9:1
  • シナリオ背景→GM
  • キャラクターの行動→プレイヤー:GM=6:4とか7:3とか

という形になっていると思います。

Aの魔法陣

そこをAの魔法陣とかは

  • 世界観→メーカー:SD=任意の比
  • システム→SD:メーカー=8:2
  • シナリオ背景→SD
  • キャラクターの行動→プレイヤー:SD=9:1

になってると思われる。(Aの魔法陣ではGM的な役割の人をSD=セッションデザイナーと呼びます)


数字はまぁ適当なんだけど、この比を変える方向で新しいTRPGとか作るってのも一つの考えだなぁ。


例えばキャラクターはGMが操ってシナリオ背景をプレイヤーが考えるとか…
意味がわからんかな…。まぁとりあえずアイデアのみですね。
または世界観をプレイヤーが考えるとか…終わりのクロニクル*1をTRPG化するとこんな感じになったりするかも…。
う〜んいまいちなアイデアかなぁ。