装甲悪鬼村正 ニトロプラス

シナリオが面白くてしょうがないという意味で正統派のノベルゲームでした。

このゲーム、ヒロインの好感度が表示されますが、必ずしも高いヒロインのほうにシナリオが進みません。それがなぜかはストーリーに絡んでくるので言えませんが、面白い趣向でしたね。

さすがニトロプラス、非常に完成度の高い作品でした。

あきゆめくくる すみっこ

あきゆめくくる

あきゆめくくる

僕はすみっこのこのシリーズが大好きなんですよね。今回はあきゆめくくるということで第三弾、秋の話です。これまでも今回も、毎回毎回ちゃんとSFしてます。

今回は量子力学がトピックとなっています。でも、他のとはちょっと違うなって思いました。量子力学を都合よく使う話って最近よくありますよね。量子テレポーテーションみたいに低い確率でも、ものがすり抜けるところから始まって、ダブルスリットの実験をもとに、都合の良い観測をすれば実際にそれが起きるんだという話につなげる。それで超能力や魔法を起こしているんだというトリックにつなげます。まぁそれはそれでけっこうなんですが、今回の話はそういった概念を都合が良いから使うというより、実際、本当にそういう世界だったらどうなるのか?を突き詰めて考えていたように思います。そこがSFっぽさを生んでいますね。

毎回、毎回こういう話を作るのは本当に大変だとおもいますが、春、夏、秋ときて最後の冬、本当に期待しています。


搭の下のエクセルキトゥス アストロノーツ・コメット

塔の下のエクセルキトゥス

塔の下のエクセルキトゥス

アストロノーツのカードゲーム形式の戦闘で進めるRPGの第二弾ですかね。一作目はウルスラグナです。

カードゲーム自体は結構面白いと思います。攻撃力が高めなんで実力差があればパッと爽快に終わるし、1ターンで倒しきらなければこっちもボロボロにされて拮抗します。

惜しむらくは、ノベルパートとのバランスが悪いことですね。戦闘に飽きたらノベルって感じだったら良いのですが、実際はまだ戦闘したりないのにいっぱいノベルパートが来たりしてちょっとストレスフルです。最後らへんで仲間になるキャラが多く、そのせいでそのキャラとのHシーンがラスト付近にかたまり、これもイマイチでした。

僕はM&Mの原画が好きで、絵も素晴らしいと思います。パーツパーツは良いのにバランスがいまいちという作品でした。このあたりをなんとかして欲しいですね。

異世界修学旅行 岡本タクヤ

あんまり異世界関係なく、普通の学園モノとして面白い感じです。

即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。藤孝剛志 成瀬ちさと

即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。 1 (アース・スターノベル) 即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。2 (アース・スターノベル)

アレなタイトルですが、意外と面白かった作品です。主人公は裏の魔王的なポジションだと思えばよいかと。