2008年上半期ライトノベルサイト杯　投票！ - ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む

実は最近読んでいるラノベの量が減っているので、投稿する作品が見つかるかどうか不安でした。でも自分の読書記録をみるとわりといっぱい読んでいることに気づきましたｗ。そんなわけで今年も投票いたします。

個人的な投票規則として、僕は投票できる作品の中で読んだ冊数の半分までしか投票しないことにしています。既存部門は２２作品も読んでいて何の問題もないですね。新規部門は５作しか読んでないので３冊までということにしよう…と思ったら、kirisakinekoさんにTRPGリプレイも投票してよいとの指摘をうけました。数えなおすとTRPGリプレイは５冊読んでますので、やはり５作品投票することにしました。

既存作品部門

傷物語　西尾維新 →[http: //d.hatena.ne.jp/accelerator/20080513/p1:title=感想]:西尾維新、絶好調！って感じです。繰り出される言葉のジャブで腹筋がきれそうになる作品でした。

ばいばい、アース　冲方丁　→[http: //d.hatena.ne.jp/accelerator/20080229/p1:title=感想]:冲方丁の若いときの作品で今ほど分かりやすくはないのですが、それでもほとばしる情熱が伝わってきます。世界の設定もおもしろいですし、すばらしいファンタジーでした。

オイレンシュピーゲル肆 Wag The Dog 冲方丁→[http: //d.hatena.ne.jp/accelerator/20080505/p2:title=感想]:またもや冲方丁です。僕はどんだけ冲方好きなんだｗ。本シリーズはシュプライトシュピーゲルシリーズとリンクしながら進んでいきます。先に読んでいたスプライトシュピーゲルの４がそもそも名作なのに、それを（個人的には）越えてみせたところが驚きでした。ばいばい、アースは少々読みにくいですが、こちらのシリーズはだいぶ読みやすいと思います。

シフト　うえお久光　→[http: //d.hatena.ne.jp/accelerator/20060802/p1:title=感想]:これに関しては新装版を読んでいないため、少しイレギュラーな投票となりますが、お許しください。僕はハードカヴァー版で読んでいます。ダークヒーローの名手うえお久光が存分に味わえる作品です。続きが楽しみ！

シルバーネイル　ジャック・ヨーヴィル →[http: //d.hatena.ne.jp/accelerator/20080414/p1:title=感想]:ドラッケンフェルズから始まるジュネ様の旅のラストを飾る一巻。とにかく登場人物が豪華です。翻訳ものですしけっこう読みづらいところのあるシリーズなので、苦労して呼んできましたが、この豪華な幕引きにすがすがしさを感じ、読んできてよかったなぁと感じました。

【08上期ラノベ投票/既存/4062836637】
【08上期ラノベ投票/既存/4044729077】
【08上期ラノベ投票/既存/4044729085】
【08上期ラノベ投票/既存/4048670891】
【08上期ラノベ投票/既存/4894256649】

新規作品部門

ナイトウィザードThe 2nd Edition リプレイ愛はさだめさだめは死 (ファミ通文庫 N 3-4-1 SPECIAL STORY)

ANGEL+DIVE 十文字青　→[http: //d.hatena.ne.jp/accelerator/20080525/p2:title=感想]:まだまだ話が見えない作品ですが、一人一人のキャラクターもおもしろいですし期待しています。人物のしゃべらせ方がうまいですね。

死神のキョウ魁 →[http: //d.hatena.ne.jp/accelerator/20080522/p1:title=感想]:構成のしっかりした、安定した作品だと思いました。素直に楽しめます。

ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。朱門優　→[http: //d.hatena.ne.jp/accelerator/20080522/p2:title=感想]:リンクしてある感想では少々辛口なことを述べました。本作品は宝石に喩えると磨きたりない作品です。今でもそう思います。しかしそれでもその原石の大きさは他の作品を大きく上回っていると思いますので投票します。

ナイトウィザードThe 2nd Edition リプレイ愛はさだめさだめは死田中天　→[http: //d.hatena.ne.jp/accelerator/20080403/p3:title=感想]:TRPGリプレイというのは、ゲームを遊んだ様子を物語的な構成で、伝えたものです。TRPGにはいろんなおもしろさがありますが、本作を読めば次の２つの面白さは確実に伝わるでしょう。まずはは話がどんどん思惑とずれていったりすることによる、話が”だいなし”になる面白さ。そして、みんなで協力してお話を作っていく、良い話ができるおもしろさ。この二つの一見矛盾する面白さを一冊で味わえる非常にお得な作品です。リプレイを読んだことのないラノベ者にもオススメします。

旅する大樹とミスリルの姫君―Replay：りゅうたま　岡田篤宏 →[http: //d.hatena.ne.jp/accelerator/20080715/p1:title=感想]:本書は永盛綾子氏が絵を描いていることがまず魅力的です。世界観をよく伝えていますね。他の魅力は、少し玄人的な意見になってしまうのですが、GMとPLの掛け合いやGMの設定を拾う巧みさが挙がるのですが…、TRPGを経験したことのないラノベ者にはこの魅力が少々分かりにくいかもしれません。本書で使われているりゅうたまというゲームは、他のTRPGのシステムと違うオリジナルな要素が何個かありますが、その一つは参加者全員で世界観をつくりだすというものです。ラノベ者の中でも物語を作ってみたい、こういう世界の中で登場人物を活躍させてみたい、といった願望をお持ちの方もいると思いますが、このゲームはそんな方にうってつけだと思います。リプレイはTRPGという、一見とっつきにくい遊びの入門書として書かれていますので、本書を手にとってみてはいかがでしょうか。

【08上期ラノベ投票/新規/4758040044】
【08上期ラノベ投票/新規/4758040028】
【08上期ラノベ投票/新規/4758040036】
【08上期ラノベ投票/新規/9784757739239】
【08上期ラノベ投票/新規/4861765439】

既存作品部門投票候補(２２)

既存作品部門

新規作品部門

既存作品部門投票候補(２２)

既存作品部門投票候補 リプレイパート(５)

新規作品部門該当投票候補（５）

新規作品部門該当投票候補 リプレイパート(６)

既存作品部門投票候補　リプレイパート(５)

新規作品部門該当投票候補　リプレイパート(６)