陰日向に咲く 劇団ひとり

陰日向に咲く

陰日向に咲く

よいです。


帯にうまいうまいと書いてあったものの、それは”素人にしては”って意味かと思ってました。
でもこれがほんとにうまい。
正直お笑い芸人の書いた本っていうことを一度忘れたほうがいいかもしれない。
テレビでみている劇団ひとりのイメージとずいぶん異なる印象を得ました。
そういう意味で読む前の期待とはちょっと違ってしまうのですこし違和感がありますが、
作品としては堂々としたものだと思いました。


ダメだけどなんかあったかい。馬鹿だけどどっか切ない、
そんなストーリが詰まっているのである意味ダメな人、
自分がダメだと思う人にお勧めの一冊です。