プラナリア 山本文緒

プラナリア

プラナリア

出張にいくため立ち寄った東京駅の本屋で一位だったので購入。

たぶんこういうのを女性的な感性というのだろう。
なんか理屈はとおらない感じや突発的な感じがする。
しかしわからないかといえばそうでもない。

また日常の生活に根差した諦めみたいなどーでもよいといった感情が共感できる。

この本は僕等が好む気持ちの良さや感動は与えない。かといって悪意があるのかと言えばそうでもない。

極めて自然な無気力、悪意にすらならないがどちらかと言えばマイナスの感情を女性的な感性で描きあげている。